前回はキャラクターモデル(ガンプラ)について説明しました。今回はスケールモデルについて説明します。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
『初心者向け』ジャンル別キットの説明①~これから模型を始めたい方へ~
=🐣車=
1/24が標準サイズになります。小型のハッチバックの車両だと、漫画の単行本ほどの面積に収まります。塗装、接着剤がいらないキットもありますが、塗装を前提にしている物が大半を占めています。過去、現在の愛車を組み立てるのもいいと思います。
筆塗りでも可能ですが、綺麗に仕上げたいならスプレー、エアブラシが必要になります。さらに、新車のような光沢感をだす場合は、塗装後にクリアーを吹いてコンパウンドで磨く作業も必要になります。スプレーを使用できるスペースを用意した方がいいと思います。
タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.210 ニッサン スカイライン GT-R Vスペック R34 プラモデル 24210
タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.219 カルソニック スカイライン GT-R R34 プラモデル 24219
同じ車種でも、上記のようにレース使用と市販車使用が、あるものもあります。レース使用には、スポンサーロゴや、一部のカラーリングがデカールになっています。水転写デカールを扱った事のない人は市販車使用のほうをお勧めします。
🐥デカール貼りを失敗しても、アフターサービスで取り寄せる事ができます。別売りデカールも発売されている場合もあるので、デカール貼りを失敗した場合はそれらを利用して下さい。
エンジン部分は、1/24では再現されていないキットの方が多いです。そのため、塗装する箇所は車体と車内部分というキットが多いです。ウインドウから車内が結構覗けるので、車内の塗装も重要になります。ドライバーが付属しているキットは少数なので、ほとんどのキットが車内のみとなっています。
エンジンや駆動系を組み立てて、車の仕組みを知りたい方は1/12のものをお勧めします。パーツは多くなりますが、駆動系の部分がしっかり再現されているキットが多いので、内部メカに興味のある方は塗装無しでも楽しめると思います。
=🐣バイク=
1/12が標準サイズです。DVDboxを横にして置いたぐらいの大きさになります。接着、塗装を前提としたキットが大半を占めています。実物を見る機会は多いので、エンジンなどの塗装に困った時は、街中で実物を資料として見る事ができます。
エンジンカウルが付いているキットは、エアブラシ、スプレーがあった方が上手く完成できます。カウルの付いていないバイクだと筆塗りでも問題ないと思います。
レース使用の車両もありますが、車と同じでスポンサーロゴやカラーリングの一部がデカールとなっています。水転写デカールに慣れていない方は注意が必要になります。
メッキパーツが他の模型よりも多いのも特徴です。メッキ部分には接着剤が効かないので、メッキパーツの接着の際にはヤスリやナイフなどで接着面のメッキを剥がしてから接着します。これを忘れると組み立て途中や、完成後にメッキパーツが外れてしまうので注意して下さい。
1/12と比較的大きいサイズなので、エンジンはほとんどのキットで再現されています。スケールが大きいためブレーキコード、プラグコードなどを付属のビニールコードで製作するようになっています。エンジンなどの内部メカが好きな方は塗装無しでも楽しめると思います。自分の愛車がキット化されている場合は、塗装無しでも充分楽しめると思います。
今回はここで終了します。次回はスケールモデルの続きになります。