初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑧【タミヤ 38t戦車】~仕上げ塗装編~

④~⑦で、車体の泥汚れ塗装を行いました。今回は最後の仕上げを説明します。排気管の汚れ塗装と、オイル汚れの塗装になります。

=🐣排気管の汚れ塗装=

③塗装編で、排気管をレッドブラウンにて塗装しました。汚した車体とのつり合いをとるため、排気管の汚し塗装を行います。

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法③【タミヤ 38t戦車】~塗装編~

黒のパステルを削って粉にします。これをアクリル溶剤に溶いて、排気管全体に塗ります。下地のレッドブラウンが、うっすらと見える感じで大丈夫です。

写真1

次に、焦げ茶色のパステルをヤスリで削って粉にします。今度は溶剤を付けずに、乾いた筆でパステル粉を乗せていきます。続いて、茶色のパステルを同じように粉にして、乾いた筆でパステル粉を乗せます。均一ではなく、ムラになるようにパステル粉を乗せていきます。

写真2

最後に排気口の先端に、スス汚れの黒いパステル粉を付けて終了です。

🐥黒と茶色と焦げ茶色のパステル粉を適度に混合した物も使用すると、色の変化が出ていい感じになります。

 

=🐣オイル汚れ塗装=

まずは、オイル汚れの塗料を作ります。X1ブラックとX10ブラウンを混合したものに、X22クリアーを多めに足して塗料を作ります。クリアーに薄く色が着く感じで大丈夫です。もし、オイル汚れ専用の塗料をお持ちの方はそれを使用して下さい。

これをオイル汚れの付きそうな所(エンジンハッチや車輪のボルトなど)に塗ります。作製した塗料は水滴としても使用できるので、泥汚れで湿らせたい箇所にも使用できます。もし、この時点で泥汚れが単調になっている気がしたら、車体下部や泥汚れのアクセントとして塗装して下さい。

写真3
写真4

これで、排気管の汚れ塗料とオイル汚れは終了です。

 

🐔以前の記事で、排気管のスス汚れと、オイル汚れについて詳しく説明しています。参考にして下さい。

IDF ナグマホン ドッグハウスⅡ ⑨ ~塗装編(オイル汚れ)~

 

フィギュアを乗せる方は、フィギュアを塗装してセットしたら完成です。フィギュアの塗装は、説明すると長くなってしまうので後日記事にして説明します。

写真5
写真6
写真7

以上で完成です。

長くなりましたが、今後の汚し塗装の参考になればいいなと思っています。

 

🐤今回の汚れ塗装をもとにして、いろいろな種類の汚れができます。作る模型の幅が広がるので、是非いろいろ試しながら製作してみて下さい。

今回と同じやり方で作った作品の写真をいくつか載せておきます。

写真8
写真9
写真10

 

これまでの記事も載せておきます。

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法①【タミヤ 38t戦車】~準備編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法②【タミヤ 38t戦車】~組み立て編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法③【タミヤ 38t戦車】~塗装編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法④【タミヤ 38t戦車】~泥汚れ製作編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑤【タミヤ 38t戦車】~泥汚れの付着編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑥【タミヤ 38t戦車】~泥汚れの塗装編~

初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑦【タミヤ 38t戦車】~泥はね塗装編~

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