【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~④基本塗装編~

前回は下地塗装について説明をしました。今回は基本塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~③下地塗装編~

=🐣基本塗装の前に=

同じ色で塗装する外装部で組み立てが可能な箇所は、写真1、2のように先に組み立てておくと作業が楽になります。これは仮組みではないので、接着剤でしっかりと固定します。ついでに試し事として、スミ入れ用塗料で軽く汚れの流れを塗装してみました。

写真1
写真2

次に塗装剥がれ表現を下地塗装の段階で加えていきます。ちぎった台所用スポンジにXF1フラットブラックを付けて、叩きつけるような感じで写真3のように塗料を付着させていきます。

組み立て後の状態を考えて塗装剥がれを付けるようにして下さい。分割した状態ではエッジでも、組み立てるとパネルラインになっているという箇所もあるので、そこを注意しながら塗装剥がれを加えて下さい。

写真3

🐥錆汚れっぽい感じにしたい場合は、茶色系の色を使用してみて下さい。

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣基本塗装=

胴体のピンク部分を塗装します。タミヤアクリル塗料XF7フラットレッドにXF2フラットホワイトを混ぜたものを吹き付けます。この部分の色合いは好みによって違うと思うので、自分のイメージするピンクを吹き付けて下さい。

塗料を濃くしてしまうと、下地塗装が完全に消えてしまうので溶剤を少し多めに加えてやや薄い状態で吹き付けて下さい。塗料が乾燥したら、X35セミグロスクリアーでコーティングをしています。

コーティングが終了した状態が写真4になります。

写真4

手足の赤い部分を塗装します。タミヤアクリル塗料XF7フラットレッドを吹き付けています。ここも下地塗装を消さないように少し薄めにして塗装をするようにして下さい。塗料が乾燥したらX35セミグロスクリアーでコーティングしています。

コーティングが終了した状態が写真5になります。

写真5

写真6の内部パーツは下地塗装のニュートラルグレイそのままでいくので、セミグロスクリアーのコーティング塗装だけしています。

写真6

写真を撮り忘れたのですが、手足の内部骨格部分は蛇腹部分だけをXF1フラットブラックで塗装してから、セミグロスクリアーでコーティングをしています。蛇腹部分の塗装はマスキングなしで塗装しています。内部骨格は黒っぽくなっても目立たない箇所なので、はみ出しを気にしないで蛇腹部分に塗り残しがないように塗装をして下さい。

色分けを下地塗装の段階で行うと、基本塗装で使用する色を一色で済ますことができます。下地塗装で塗り分けをするので、手間は同じですが基本塗装が同色なので塗り分け部分の違和感が少なく、微妙な色の変化も簡単に表現できます。基本塗装の薄め方に注意する必要がありますが、さほど難しい事ではないので初心者にもお勧めです。塗り分けで悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

🐦️今回の塗装方法で塗り分けができるキットを下記にいくつか載せておきます。興味のある方は参考にしてみて下さい。

今回はここで終了です。次回は組み立て作業になります。