タミヤドイツ歩兵進撃セットをⅣ号戦車に乗せる(タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車F型)~⑧まとめ編~

 前回で製作は終了したので、今回は簡単なまとめになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤドイツ歩兵進撃セットをⅣ号戦車に乗せる(タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車F型)~⑦フィギュアの塗装と配置編~

=🐣ドイツ歩兵進撃セット=

 今回はタミヤから発売されているドイツ歩兵進撃セットを使用しました。

写真1

 50年程前に発売されたかなり古いキットですが、近年のキットにはない力強さと迫力を感じられるポーズのフィギュアセットになります。

写真2

 モールドはハッキリした感じで、顔などは凹凸が結構強めでやや劇画タッチな表情になります。これはかなり好みによって賛否が分かれると思うので、ホリが深くて劇画っぽい表情のフィギュアが苦手な人は、近年のアッサリした表情のフィギュアをお勧めします。

 やや甘い部分もありますが、基本的にはしっかりとした凹凸モールドのあるフィギュアになります。そのため、明暗を付けやすく、陰影を付けて塗装するのが好みの人にとっては、比較的塗装しやすいキットだと思います。

写真3

 この時代のフィギュアキット最大の難点は、近年のフィギュアと混同させ難い事です。同一メーカーでスケールが同じでも発売時期が異なれば、大きさやのモールドの雰囲気が微妙に違いがある場合があります。

 近年のキットは小柄なフィギュアが多いのですが、この時期のキットはちょっと大柄な体型のフィギュアが多いです。個別に見るとそれほど大差はなくても、横に並べてみると大きな違和感があります。1/35だと5mm程度の身長の違いでも、実物換算すると17cm程になります。とくに顔は2mmの違いでも7cmになるので、ちょっと注意が必要です。

 今回は進撃セットのフィギュアのみを使用したのでとくに問題はなかったですが、大きさの異なるフィギュアを混同させる場合は、距離を離すなどして互いが自然に見えるように調節して下さい。

 雑嚢などの装備品などを新しいパーツにすればそれほど問題はないキットですが、モールドの雰囲気は近年のキットとはかなり異なります。近年のキットと併用する場合は、むやみに混同せず自分が許せる範囲内で行うようにしてみて下さい。

写真4

 今回は戦車に搭乗させましたが、市街戦や塹壕などのジオラマでも使用できるフィギュアです。ジオラマだと地面の起伏を調節してフィギュアに合わせる事ができるので、車両に乗せるよりも簡単にフィットさせる事が可能です。緊迫したポーズのフィギュアなので、迫力のあるジオラマを製作したい時には重宝できるキットだと思います。値段も手頃なので、興味のある方はちょっと製作してみて下さい。

🐦️今回使用したフィギュアセットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣Ⅳ号戦車F型=

 今回はフィギュアを乗せる車両として、タミヤのⅣ号戦車F型を使用しました。

🐦️今回製作したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

 キット自体は作りやすく、あっという間に形になるので初心者にもお勧めにキットです。ドリルで銃口とクランプの取手部分を開口すれば、ディテールアップパーツを使用しなくても、雰囲気が随分変わってくるので、ちょっと手を加えてみたいと思っている人は挑戦してみて下さい。

 フィギュアと年代的に合う事も選択理由のひとつですが、フラットなエンジンハッチを選択できるというのが、この車両を選んだ最大の理由です。

写真5

 車体後部の面積が広く突起が少ない車両は意外と少ないので、今回のようにフィギュアを満載させる場合には非常に使いやすい車両だと思います。ある程度のダメージ表現を加えてダークイエローに塗装すれば、大戦末期まで生き残った車両という設定にもなるので、大戦後期の兵装をしたフィギュアも乗せられると思います。

写真6

 車体後部にフィギュアを搭載させると前面がちょっと寂しく感じてしまいますが、土のうセットなどを使用すれば雰囲気もかなり変わってくると思うので、ちょっと物足りないと感じた人は土嚢などを前面に配置してみて下さい。

🐔下記にタミヤ土のうセットを使用したディテールアップ方法を載せておきます。興味のある方は参考にして下さい。

【初心者向け】車体に合わせたタミヤ土のうセットの改造方法(タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型)~①準備編~

=🐣まとめ=

 古いフィギュアセットは総合的にモールドや装備品などが、最新のキットと比べるとどうしても古臭く感じてしまうので、ちょっと敬遠しがちです。しかし、ポーズ重視で考えると近年のキットにはない独特の迫力があります。装備品などは最新のキットから流用すれば対処できますが、ちょっと劇画っぽい顔のモールドは好みが分かれる部分だと思います。

写真7

 顔のモールドはフィギュア製作においてかなり重要な部分だと思うので、そこが気にならない人なら古いキットでも問題なく使用できると思います。近年の3Dスキャン製フィギュアと併用してしまうと、シワや大きさなどで違和感を感じてしまいますが、発売が同時期のフィギュアのみでまとめてしまえば問題ないです。

🐦️下記に今回使用したフィギュアキットと併用しても違和感のないフィギュアセットや火砲キットなどを載せておきます。参考にして下さい。

 今回の記事はこれで終了になります。古いフィギュアセットでも、ポーズは唯一無二の迫力あるキットも数多く存在します。近年のフィギュアセットはやや迫力不足と感じてしまう人は、ちょっと古いキットにも目を向けてみて下さい。きっと製作の幅が拡がると思います。

🐦️下記に1970年代のタミヤキットを取り上げた書籍を載せておおくので参考にして下さい。年配の方は懐かしさを感じられると思うし、若い方にとっては新しい発見があると思います。ちょっと昔のキットに興味を持った方は是非読んでみて下さい。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次として使用して下さい。

タミヤドイツ歩兵進撃セットをⅣ号戦車に乗せる(タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車F型)

~①準備編~

~②車両の製作編~

~③フィギュアの配置編その1~

~④フィギュアの配置編その2~

~⑤フィギュアのパテ盛り作業編~

~⑥車両の塗装編~

~⑦フィギュアの塗装と配置編~