【初心者向け】コンテストに出しみよう!(市街地ジオラマ製作方法)~③地面の製作編その1~

 前回は製作する車両や配置を決めました。今回は地面の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】コンテストに出しみよう!(市街地ジオラマ製作方法)~②配置決め編~

=🐣基礎の製作=

 大まかな配置が決まったので、地面の基礎を製作していきます。今回は写真1のように高低を付けて製作します。高い部分を道路にして、階段を製作して低い部分は道路に面する広場のような感じにします。

写真1

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

 まずは5mm厚のスチレンボードを台座に合わせて切断して、写真2のように台座に貼り付けます。接着には木工用ボンドを使用しています。

写真2

 今回は5mmのスチレンボードを1枚使用しましたが、ここにフィギュアなどを固定するための真鍮線を差すので、運搬を考えて安定感を出すなら2枚重ねて1㎝厚にした方が良いと思います。

 この上から地面としてテクスチャーペイントを盛り付けますが、実質このスチレンボードの厚さが固定用真鍮線の長さになります。5mmではちょっと強度的に不安があると思うので、運搬を考えるなら1㎝程度の厚さにする事をお勧めします。

🐦️下記にスチレンボードを載せておくので参考にして下さい。いろいろな厚さがあるので、数種類揃えておくと便利です。

 スチレンボードが固着したら、写真3、4のように組み立てた車両を乗せてスペースの確認をしてみます。車両全体を組み立てたてると、仮配置した時よりも車両のサイズがやや大きくなったので、少し窮屈な感じがします。

写真3

 当初の予定位置に配置したのですが、車両がちょっとはみ出してしまいました。一応、はみ出しても問題ないように運搬用の箱よりも小さめの台座を選んだのですが、破損防止のためできるだけはみ出しは抑えたいです。ここはもう少し枠内に収まるように改善していきます。

写真4

 全景が解らないと改善しようがないので、とりあえずスタイロフォームで写真5のように道路部分を製作します。スチレンボードを重ね製作しても良いのですが、重ねるのが面倒なので厚さがある部分は発砲スチロールやスタイロフォームを使用すると便利です。

写真5

 道路を配置して車両を乗せてみると、ボルクヴァルトが写真6のように大きくはみ出してしまいました。一応、運搬用の箱には収まる範囲なのですが、このくらいはみ出してしまうと、出し入れの際に破損させてしまう確率が高くなってしまいます。

 ここは道路の大きさを変えるか、車両の位置を変えて調節する必要があります。

写真6

 道路は限界まで切り詰めたので、車両の位置で調節する必要があります。中央部に大きなスペースが空いていますが、ここは階段とフィギュアを配置させたいので、現状の位置で何とかしてみたいと思います。

 車体を斜めにすれば、車体を配置するスペースが節約できるので、写真7、8のようにちょっと段差に乗り上げた状態にしてみました。

写真7
写真8

 車体を斜めにすると、写真9のようにいくらかはみ出し部分は小さくなりました。ここをスロープ状にして角度をもう少し出せばうまく収まりそうなのですが、ちょっとイメージした情景とは異なってしまいます。スロープを付けずに乗り上げた状態にするには段差が高すぎるのと、サスペンションを通常状態で固定してしまったため、それはそれで 不自然な感じになってしまいます。

 段差を低くすれば問題ないのですが、道路に繋げる階段がメインなので、階段を低くするのは避けたいです。そこで、道路の角を砲撃で崩れた感じにして、そこから上に登ろうとしたけど擱座してしまったという設定にしてみます。それなら、道路を少し削ってスペースを出せるし、崩れた土や瓦礫で多少の傾斜をつくればそこでもスペースを稼げるので、うまく収まりそうです。

写真9

 配置方法が何となく決まったので、先に道路部分を製作します。台座から車両を外した状態が写真10になります。路面は石畳状に表現する予定です。石畳の情景シートなどがあるので、それを貼り付けても良いのですが、一部を崩れた状態にするのでスチレンボードを貼り付けて石畳は直接彫って表現する事にします。

 情景シートも便利なのですが、シート状なので破損した状態を表現するのはちょっと難しいです。石畳が崩れた表現をしたいなら、スチレンボードに直接モールドを掻き込む事をお勧めします。

写真10

 道路部分の大きさに合わせてカットしたスチレンボードを写真11のように接着します。下がスタイロフォームなので、ここは3mm厚のスチレンボードを使用しています。

写真11

 あらためて車両を配置した状態が写真12になります。

写真12

 写真13の印を付けた部分を削ってうまく車両が枠内に収まるようにしたいと思います。

写真13

 通常に飾るだけなら多少のはみ出しは問題ないのですが、運搬や出し入れを考えると、できるだけはみ出しを抑えた方が無難です。慎重に運んでも多少の衝撃や揺れはどうしても発生してしまうので、安定性を考えながら作業を行ってみて下さい。

 今回はここで終了です。次回は地面製作の続きになります。