【初心者向け】車体に合わせた戦車兵フィギュアの改造方法(ドラゴン 1/35 ヘッツァー コマンドバージョン)~⑨頭髪の塗装編~

前回は顔の塗装について説明をしました。今回は頭髪の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】車体に合わせた戦車兵フィギュアの改造方法(ドラゴン 1/35 ヘッツァー コマンドバージョン)~⑧顔の塗装編その3~

=🐣頭髪の塗装=

ヘルメットを被せると頭髪は目立たなくなりますが、それでも襟足部分の地肌が覗いてしまうので、肌色のままではちょっと違和感が出てしまいます。ヘルメットや帽子を被せるとあまり目立たなくなる部分ですが、塗装の有無で大きく雰囲気が変わってきます。今回は簡単に頭髪の塗装について説明をします。頭髪の塗装で悩んでいる人はちょっと参考にして下さい。

前回は顔の塗装を写真1のように行いました。帽子を被っているので正面からは頭髪が見えないですが、後頭部は写真2のように頭髪が見えるようになっています。

写真1

今回は帽子を他キットから流用したので、頭部の大きさを合わせるためにパテで写真2のようにパテで頭髪のモールドを再現しましたが、通常のキットは頭髪のモールドが浅い物が多いです。また、モールドがしっかりしていているキットでもモールド自体が細かいので、凹凸に合わせて塗料をのせるのはちょっと難しいです。そのため、頭髪の塗装はモールドに頼らず2次元の絵画的な感覚で塗装をしていきます。

まずは頭髪と皮膚の境目に影色を塗ります。こらは顔の塗装時に行うようにして下さい。頭髪全体を影色でぬっても構わないので、とりあえず皮膚と髪の境目を付けるようにします。モールドが浅いキットは、髪を生やしたい部分に影色を塗るようにして下さい。

耳全体がハッキリ見えるフィギュアは、もみ上げや耳上の頭髪も目立つので後頭部だけでなく、耳上やもみ上げ部分も塗装をして下さい。

写真2

顔部分にはみ出しても溶剤で拭き取れる事と、筆塗りがしやすいという理由で、頭髪の塗装はタミヤエナメル塗料を使用する事にします。細い線状に塗装するので筆塗りしやすい塗料を選んで下さい。

次に頭髪の色を決めます。一色だと単調になってしまうので、基本色、影色、ハイライト色の三色で塗装をします。

まずはハイライト色から決めていきます。これは個人的な好みになりますが、ブロンドの髪は1/35の場合だとXF60ダークイエローが一番適していると思います。黄色やオレンジ色だとちょっと鮮やか過ぎるので、鮮やかな黄色系の色を使用する場合は皮膚色と照らし合わせて、違和感を確認してからにして下さい。

影色はXF64レッドブラウンにします。ブロンドの場合は黒系の色よりも茶色系の色を影色にした方が、落ち着いた感じになります。

影色と明るい色が決まったので、基本色はレッドブラウンとダークイエローを混ぜた色にします。1:1で混合すると茶色が強くなり、影色との違いが解り難くなるので注意してください。少しダークイエローを多めにした方が、影色が映えるようになります。

色が決まったら基本色を頭髪部分に塗ります。頭髪と皮膚の境目に塗った影色が残るようして塗ります。

基本色を塗り終えた状態が写真3になります。

写真3

次に影色のレッドブラウンを塗ります。凹モールドに合わせて塗りたくなりますが、あまりモールドは意識しないで髪の流れに合わせて、上から下に線を描く感じで塗っていきます。帽子との境目にも影色を塗ります。

影色を塗り終えた状態が写真4になります。

写真4

ハイライト色のダークイエローを塗ります。ここも影色と同じように髪の流れに合わせて線を描くように塗っていきます。

ハイライト色を塗り終えた状態が写真5になります。

写真5

一度の塗装だと最後に塗った塗料が強く出てしいますが、上記の作業を複数回繰り返すと三色のバランスが整います。モールドを意識しないで線を描くようにして塗るので、モールドが浅いキットでも髪の表現が可能です。

細い線を描くのが苦手な人でも、複数回繰り返して塗ると線が重なっていくので、自然に髪の毛っぽく見えてきます。

頭髪の塗装を終えた状態が写真6~8になります。今回は上記の作業を3度繰り返しています。

写真6
写真7
写真8

髪の毛のモールドは細かいので、凹凸に合わせて影色やハイライト色をのせるのはちょっと難しいです。髪の流れに合わせて線を描くようにして塗る作業を繰り返すと、自然に髪のように見えてきます。モールドの深い浅いに関係なく塗れるので、頭髪の塗装で悩んでいる人はちょっと参考にしてみて下さい。

今回はここで終了です。次回は服の塗装になります。