前回は銀塗装の説明をしました。今回は塗り分け部分の塗装になります。
前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】水性塗料で行うメタリック塗装(タミヤ 1/72 飛燕)~⑤銀塗装編~
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塗り分け部分のマスキング=
機首上部と尾翼の塗り分け部分を塗装するので、マスキングをします。
まずは写真1のように尾翼部分をマスキングします。説明書をしっかり見て赤く塗装する部分の位置を確認してマスキングをします。
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ついでに機首上面の塗装も一緒にするので、写真2のようにマスキングをします。ここも説明書をしっかり見て塗装する位置の確認をして下さい。
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尾翼部分をタミヤアクリル塗料XF7フラットレッドで、写真3のように塗装します。機首上面部分もX18セミグロスブラックで塗装します。
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尾翼部分のマスキングテープをはがすと写真4のように赤い塗装が少しはみ出している箇所がありますが、そこは水性ホビーカラーのシルバーを重ね塗りして修正します。
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塗装が終了した状態が写真5、6になります。
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こらからデカールを貼るのですがツヤ消し状態の場所だと、デカールの余白部分が目立ってしまう場合があります。今回はそれを防止するのとツヤを整えるために、もう一度軽く写真7のようにクリアーを吹き付けます。
尾翼部分をツヤ有りのX7レッドで塗装した場合は、クリアーを吹く必要はないです。
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プロペラの塗り分け=
プロペラの先端は黄色のデカールを貼る事になっています。デカールを上手く貼る自信がない人は、塗装で仕上げる方法もあります。まずはXF3フラットイエローで塗装して、写真8のように先端部にマスキングテープを貼り付けます。
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マスキングする幅はデカールを参考すると、簡単に位置決める事ができます。
マスキングをしたら、XF64レッドブラウンでプロペラ全体を塗装します。
塗り分け部分とプロペラの塗装が終了した状態が写真9になります。
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今回はここで終了です。次回はデカール貼りになります。
下記に今回使用しているキットを載せておきます。参考にして下さい。