前回は製作の説明をしました。今回から製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】クレオス水性塗料 スーパーファインシルバーで銀塗装をしてみる(エアフィックス 1/72 B-17G)~①準備編~
🐦️下記に今回使用してキットを載せておきます。参考にして下さい。
エアフィックス 1/72 アメリカ ボーイング B-17G フライングフォートレス
=🐣機体内部の製作と塗装=
B-17Gのキットは爆撃機なので、機首から尾翼の部分まで内部が再現されています。1/72スケールのため精密というわけにはいかないですが、組み立てるとそれなりの雰囲気が出ます。
機体内部を覗ける部分は少ないので、内部全体を丁寧に塗り分けて塗装する必要はないです。内部塗装が面倒な人は見える部分だけを塗装するのも有りです。
1.コクピットの製作と塗装
コクピットは風防が大きめなので比較的内部が見えます。座席と操縦桿きれいに塗り分けた方がいいです。計器版のデカールはあまり外から見えないので、デカール貼りが苦手な人は計器版をブラックで塗装するだけでも大丈夫です。
🐥1/72スケールだと、風防を閉じてしまうと計器版のデカールや塗装が外から見えなくなる場合があります。仮組みをしてコクピット内部が、外からどのように見えるか確認をしておくと、見えない部分の塗装を省く事ができます。
コクピットの塗装が終了した状態が写真1、2になります。機体内部色はタミヤアクリル塗料のXF71コクピット色を使用しています。XF71は日本海軍機用ですが、色合いが好きなのでよく使用しています。今回はそのまま使用していますが、黄色を少し加えるとアメリカ軍機の内部色に近くなります。
コクピットブロックの外側は塗装してないですが、キットによっては外部から見える場合もあります。仮組みをしてしっかり確認をして下さい。
2.爆弾倉の製作と塗装
爆弾倉は機体下部のハッチを閉状態にすると内部が見えなくなります。下部ハッチを閉じる場合は無理に組み立てる必要はないです。
爆弾倉の組み立てと塗装が終了した状態が写真3、4になります。
コクピット部分に爆弾倉を接着した状態が写真5、6になります。
3.胴体内部の製作と塗装
胴体部分はところどころにクリアーパーツがあるので、完成後でも内部をみる事ができますが、胴体を接着すると暗くなるので思っている以上に内部が見え難くなります。
まずは写真7、8のように機体内部色で、外から見える部分を塗装します。ここも仮組みをして、どの部分が外から見えるかしっかり確認をして下さい。
塗装が終了したら、写真10のようにコクピットと爆弾倉を組み込みます。
今回は写真11のように内部にスミ入れをしましたが、胴体を接着してしまうと効果はほぼ感じられないので、無理に内部のスミ入れをする必要はないです。ただし、機体下部のハッチからは爆弾倉全体をみる事ができるので、開状態にする場合は爆弾倉だけでもスミ入れをしておきた方がいいです。
写真12のように爆撃手の座席部分を取り付けて塗装をします。機首の風防はフレームがないので内部が比較的よく見えます。標準器や座席などはしっかり塗り分けて下さい。
胴体中央部のインテリアも写真13のように塗装をします。クリアーパーツを内側から接着する箇所があるのでしっかりと接着するようにして下さい。
🐥外側から接着するクリアーパーツは押しても内側に外れる事は少ないですが、内側から接着する場合は接着が弱いと風防を押さえた時に、パーツが外れて機体内部に入ってしまう事があるので注意して下さい。
回転機銃座は別に塗装してから機体に組み込みます。
今回はここで終了です。次回は組み立て作業の続きになります。