前回は客室内部の塗装をしました。今回は天井部分の製作をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ミニアートの路面電車キットに電飾を仕込む(ミニアート 1/35 路面電車)~⑤客室内の塗装編~
=🐣電飾の位置確認=
車両の大きさや形状が大体把握できたので、どこを発光させるか決めておきます。写真1の黄色点の位置にLEDを設置する事にしました。
客室の天井に2つ、前後のヘッドライト、前後の運転席の天井、以上6箇所にLEDを設置するので、それに合わせてキットを加工していきます。天井に設置するLEDのコードは、そとから目立たないように窓のフレームに沿って取り付けていきます。
電気回路を自作して発光させる場合は、キットに合わせて電飾部分やコードを加工するのですが、今回のような電飾キットを使用する場合は、電飾部分やコードに合わせてキットを加工する事になります。
🐦️車両に使用している電飾キットを下記に載せておきます。電飾に賞味のある方は参考にして下さい。
=🐣天井部分の製作=
運転席上部にコードを通す穴を写真2のように開けます。コネクターの基部またはLED部分が通過できる大きさの穴になるようにして下さい。
穴が少し大きくなりますが、内側は覗き込まないと見えないのであまり気にしないで大丈夫です。外側の穴部分がパーツに隠れるように位置を決めて下さい。
今回は屋根部分のパーツに隠れるように写真3の位置に穴を開けています。
このキットは前後対称なので後部の天井にも穴を開けますが、後部は客室上部に取り付けるLEDのコードも通す必要があるので、写真4、5のように左右両方に穴を開けます。
運転席が暗いのも寂しいので、ヘッドライトに使用したLEDの片方を使用して発光させます。
運転席上部には電灯のモールドやパーツがないので、発光させたい部分に写真6のようにピンバイスで2㎜の穴を開けます。前後共に発光させるので、後部にも忘れないように穴をあけます。
🐥発光させるLEDの大きさに合わせて、穴の大きさを調節して下さい。
前後の天井パーツを接着します。中央に合わせ目が発生するので、写真7のようにパテで合わせ目を埋めていきます。
屋根パーツの中央にも合わせ目が発生するので、写真8のように合わせ目部分にパテを盛って合わせ目を埋めます。
屋根パーツ先端の横にも合わせ目ができるので、写真9のようにパテ盛りをします。屋根部分左右にある窓は、内部の塗装が終了したら接着するので、この時点では取り付けていないです。
パテが乾燥したら、ヤスリがけをして表面を滑らかにします。
🐦️今回製作している路面電車と同タイプのキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
=🐣窓ガラスの接着=
内部に塗った塗料が乾燥したら写真10のように窓ガラスを接着します。接着面が大きいので流し込み接着剤を使用した方が、きれいにしっかり接着できます。
🐥流し込み接着剤をクリアーパーツに使用した場合、接着剤がはみ出た部分が分かりにくいので、ついつい触れてしまう場合があります。はみ出した接着剤に触れてしまうと、クリアーパーツに跡が着いて汚くなってしまうので注意して下さい。流し込み接着剤は比較的乾燥が早いので、接着後5分程度触れないようにすれば大丈夫です。
外側の塗装に備えて写真12のように窓をマスキングをします。窓のマスキングは接着剤が十分に乾燥してから行うようにして下さい。
今回はここで終了です。次回は外装の塗装になります。