前回は車両の仕上げ作業をしました。今回は台座とフィギュアの製作になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】水性塗料でカーモデルを銀塗装してみる(ICM メルセデスベンツG4)~⑨仕上げ編その1~
🐦️下記に今回使用したキットと、スケール違いの同車種を載せておきます。参考にして下さい。
ICM 1/35 ドイツ軍 G4高官用乗用車 1939年 withフィギュア プラモデル
ICM 1/72 ドイツ G4 スタッフカー 1935 “スナップキット” プラモデル
=🐣台座の製作=
台座は写真1の100円均一で売っている木製トレイを使用します。このトレイは製作中のパーツ置き場や、ジオラマのベースにも使用できるので、とても重宝しています。サイズもいくつかあるので、このような木製トレイを見かけたら、何個か購入しておく事をお勧めします。
このままだと木の台に置いただけになってしまうので、ウレタンニスを使用して、ちょっと高級感のある台座に仕上げていきます。
🐦️今回使用しているウレタンニスを下記に載せておきます。参考にして下さい。
和信ペイント 水性ウレタンニス マホガニー 130ml 屋内木部用 ウレタン樹脂配合 低臭・速乾
ウレタンニスは色が着いているので、それを考慮しながら下地の塗料を決めていきます。写真2はタミヤアクリル塗料のフラットブラウンを塗装した状態です。筆ムラはニスを塗った時に木目のように見えるので、木目調にしたい場合はあえて筆ムラを残すようにして下さい。
塗料が乾いたらウレタンニスを塗ります。筆を同一方向のみに動かして塗ると、筆ムラが木目のように見えます。1日置いてニスが乾いたら重ね塗りをして、自分が気に入った感じになるまで重ね塗りを繰り返します。写真3は3度重ね塗りをした状態になります。
ニスを重ね塗りをすればするほど、台座に深みがでて高級感が増していきます。製作中から台座の塗装を始めておくと、完成と同時に飾る事ができるので、少し早い段階から台座を製作しておく事をお勧めします。
完成したら写真4のように車両を乗せてみて、車体色と台座の色に違和感がないか確認します。
🐔台座の製作について書いた記事を下記に載せておきます。興味のある方は読んでみて下さい。
=🐣フィギュアの製作=
付属のフィギュアを製作します。運転手は右手をドアの上部にのせるようになっていたのですが、トアと右手の高さが合わず調整する必要があったので、右手首を切断し180度回転させ手のひらが上になるようにして接着しています。
手のひらが上になった事により「どうぞ」と手を差し出している様に見えるようになり、腕の位置を調節する必要がなくなりました。運転席以外のドアを開状態にしたのはこのポーズに合わせるためです。
パテで隙間を埋めて処理した状態が写真5になります。
フィギュアの塗装が終了した状態が写真6になります。肌はアクリル塗料、服はエナメル塗料を使用しています。アクリル塗料で肌を塗装してから、多めに薄めたエナメル塗料のブラックで重ね塗りをすると、黒ストッキングの表現ができます。
🐔フィギュアの塗装についての記事を下記に載せておきます。塗装法などはこちらを参考にして下さい。
【初心者向け】1/35フィギュアの製作と塗装法(ドイツ歩兵)~①準備編~
【初心者向け】フィギュアの塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~①準備編~
【初心者向け】簡単!1/35フィギュアの改造と塗装法~①準備編~
完成したフィギュアと車両を台座に接着して完成です。今回は汚し塗装はせずに仕上げています。
スーパーファインシルバーは銀粒子が細かいので、簡単に入手できる水性塗料のなかでは一番銀塗装に向いていると思います。金属的な銀なのでカーモデルの塗装には好みが分かれると思いますが、クリアーでコーティングで金属的な質感を低下させれば問題ないような気もします。
水性塗料できめ細かい銀塗装をしてみたいと思っている人は、是非使用してみて下さい。
🐦️今回、銀塗装で使用した塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。
スーパーファインシルバー HSM01 10ml【GSIクレオス AQUEOUS 水性ホビーカラー プラモデル 塗料】
今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。