【初心者向け】対戦車砲と榴弾砲の違いを比べながら製作!(タミヤ 1/35 ナースホルン フンメル)~①準備編~

今回は、見た目は似ているけど性能が異なる車両の違いを比べながら製作をしてみたいと思います。砲の仕組みなどを知りながら製作してみるのも楽しいので、 興味のある方は製作の参考にしてみて下さい。

=🐣使用するキットについて=

今回はタミヤから発売されている1/35スケールのナースホルン(写真1)とフンメル(写真2)を製作します。外見は砲と操縦席付近の形状が異なるのが目立ちます。それ以外はほぼ同じ様に見えますが、共通のパーツは足回りだけなので、ほぼ別キットのような感覚で製作する事ができます。

🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

写真1
写真2

足回りは同じパーツですが、発売時期の関係で先発のナースホルンは接着可能の軟質素材製キャタピラ、後発のフンメルは部分連結式のプラスチック製キャタピラになっています。

とちらもエッチングパーツは含まれていませんが、ナースホルンには車内から砲身の固定具を外すためのワイヤーを再現するための金属線、フンメルには砲身を固定するためのビスが金属製パーツとして含まれています。

フィギュアはどちらのキットにも含まれていますが、フンメルのフィギュアは箱絵のように車外に出ている状態なので、そのままの状態で製作する際は台座を用意したり製作する必要があります。木製ベースに飾るだけでも十分な迫力はあると思うので、無理にジオラマのような地面を製作しなくても大丈夫です。

=🐣製作について=

今回は作り比べてみるので、両方とも砲撃状態を再現します。ナースホルンはキットのままで問題ないですが、フンメルに関しては車内に配置できるように少しフィギュアを改造します。

フンメルを砲撃状態にするためには、戦闘室内部パーツに少し手を加える必要があるので写真3のパッションモデルから発売されているエッチングパーツを使用します。一緒にタミヤから発売されている別売りの金属砲身も使用します。

写真3

🐦️今回使用する金属砲身を下記に載せておきます。参考にして下さい。

箱絵と同じようにナースホルンは冬季迷彩、フンメルは三色迷彩で塗装していきます。

=🐣製作に必要な道具=

ニッパーやデザインナイフ、プラスチック用接着剤などの基本的工具は必須です。ビス止め用のドライバーはキットに付属しているので用意する必要はないです。合わせ目とピン跡の処理が必要なので、ラッカーパテは用意しておいた方がよいです。

フィギュアの改造をする場合はエポキシパテ、エッチングパーツや金属砲身を使用する場合は瞬間接着剤が必要になります。

=🐣塗装について=

下地塗装や基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用して、細部塗装や汚し塗装ではエナメル塗料も使用します。エッチングパーツや金属砲身を使用した場合は、塗装のためメタルプライマーが必要になります。

ナースホルンの冬季迷彩はタミヤウェザリングスティックのスノーを使用して行います。

🐦️下記にタミヤウェザリングスティックのスノーを載せておきます。参考にして下さい。

今回はここで終了です。次回は対戦車砲と榴弾砲の違いについて説明をします。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】対戦車砲と榴弾砲の違いを比べながら製作!(タミヤ 1/35 ナースホルン フンメル)

~①準備編~

~②対戦車砲と榴弾砲の相違点~

~③足回りの製作編~