【初心者向け】フルハルモデルを筆塗りで仕上げる(フジミ 1/700 高雄 エッチングパーツ付き)~⑨機銃座の製作編その2~

前回は後部機銃座の製作をしました。今回は中央機銃座の製作をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】フルハルモデルを筆塗りで仕上げる(フジミ 1/700 高雄 エッチングパーツ付き)~⑧機銃座の製作編その1~

=🐣中央機銃座の製作=

中央部にある通路はそのまま取り付けようとすると、煙突に取り付けたジャッキステーのエッチングパーツに干渉してしまいます。無理に押し込めようとすると破損する可能性が高いので、写真1のように前後で分割して取り付ける事にします。

写真1

まずは後ろの部分を写真2のように接着します。

写真2

通路前部の下には支柱があります。通路下に支柱を取り付けてから接着すると、位置決めが難しくなるので先に船体に支柱だけ接着しておきます。写真3の丸で囲んだ部分が通路の支柱になります。

写真3

前部通路を写真4のように船体に接着します。支柱の取り付け位置を調整して水平になるように意識して接着をします。後部通路との境目に段差が発生しないように注意して下さい。

写真4

通路パーツを接着したら写真5のように、通路前部の下に高角砲台座から伸びる支柱パーツを取り付けます。

🐥支柱パーツの接着ガイドは精度がいまいちな部分もあるので、機銃座や通路パーツに上手くはまらない場合はガイドを削って作業をした方がきれいに仕上がります。

写真5

高角砲を写真6のように接着します。高角砲は早い段階で接着しても良いのですが、作業の邪魔になるので周辺の組み立てが終了してから取り付ける事をお勧めします。

🐦️今回、高角砲はキットパーツを使用しましたが、別売りパーツに変更すると完成度がさらに増します。簡単な割には効果が高いので、ちょっと手を加えたい人にはお勧めです。下記に別売りパーツを載せておくので参考にして下さい。

写真6

このまま組み立てを進めると筆が届かない箇所が発生しそうなので、先に中央部の通路を塗装しておきます。塗装が終了した状態が写真7になります。筆ムラや塗り残しの修正は次の塗装機会にすればよいので、細かいところはあまり気にせず塗装をして下さい。

写真7

通路に手すりを取り付けていきます。写真8、9の部品番号24の手すりは一枚で反対側まで伸びています。長くて複雑に曲げる必要がある手すりパーツは、接合部が目立たない箇所で分割すると作業しやすくなります。今回は写真8の赤で印を付けた部分で分割して作業をしています。

写真8
写真9

部品番号24の手すりを取り付けたら、写真10のように機銃座を取り付けます。

写真10

この機銃座から下の通路に繋がる階段パーツを、写真11のように取り付けます。この部分は短い階段パーツなので、エッチングの加工に慣れない人は、無理に階段の段差を作らずに梯子状態で取り付けた方が上手くいくと思います。

写真11

前部煙突脇の機銃座の取り付けが終了した状態が写真12、13になります。通路の下に取り付けている部品番号J2、3のパーツは、補修用木材のようなのでXF59デザートイエローで塗装しています。

写真12
写真13

通路後部の手すりの取り付けが終了したら、後部の機銃座を取り付けます。先に高角砲台座から伸びる支柱パーツを写真14のように接着します。位置決めを楽にするために、支柱パーツの接着ガイドは削っています。

写真14

高角砲台座に取り付けた支柱とエッチングの支柱に合わせて、写真15のように機銃座を取り付けます。機銃座が水平になるように注意して接着をして下さい。

写真15

機銃座を取り付けたら写真16のように探照灯台座を接着します。探照灯台座は、エッチングに変更した支柱パーツに取り付けます。ここはエッチングに変更したので、台座の接着ガイドと上手く合わない場合があります。しっかり接着できないようならガイドを無視して取り付けるようにして下さい。

探照灯台座には階段部分がモールドされていますが、階段をエッチングに変更する場合は切り取るようにして下さい。

写真16

後部煙突脇の機銃座と通路に繋がる階段を接着します。エッチングの説明書ではここに階段を取り付ける指示がないですが、通路と繋がらないのも不自然なので部品番号99の階段を取り付けています。この階段パーツは予備パーツが複数あるので、ここで二つ使用しても足りなくなる事はないです。

写真17、18のように機銃座から通路に繋がる階段を取り付けます。

写真17
写真18

今回はここで終了です。次回は中央機銃座製作の続きになります。

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。