前回は石垣の製作をしました。今回は地面製作の続きになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】クレオス水性ホビーカラースーパーファインゴールドで金閣寺を塗装する(童友社 1/200 金閣寺)~④地面の製作編その1~
🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
童友社 1/200 日本の伝統美 金閣寺 プラモデル JD-12
=🐣岩肌の表現=
岩肌がつるつるな状態なので、テクスチャーペイントのダークアースを塗って、表面をザラザラした感じににします。
普通に塗料のように筆塗りをすると、ザラザラした粒子が上手く表面に付着しにくいので、筆で叩くような感じで塗っていきます。
岩肌の処理が終了した状態が写真1、2になります。
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道部分もモールドが控えめだったので、写真3のようにテクスチャーペイントを塗ってザラザラした感じにしています。
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🐦️タミヤテクスチャーペイントのダークグレイは、細かいザラザラした粒子なので岩肌や細かい砂の表現に適しています。戦車などの滑り止めの表現にも使用できるので、入手しやすくとても便利な素材です。下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) メイクアップ材シリーズ No.115 情景テクスチャーペイント (路面 ダークグレイ)
🐔テクスチャーペイントを使用した滑り止めの表現方法について説明した記事を下記に載せておきます。興味のある方は読んでみて下さい。
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~②車体の組み立て編~
=🐣浮き島の加工=
透明レジンは2~3mm程度の厚さになるように流し込むので、その分だけ全体の水位があがります。レジンを2mm流し込んだ場合、写真4の黒線以下の部分が水没してしまいます。
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浮き島には大きめの松を植える予定なので、このままだと松を植える面積が不足してしまいます。そのため、エポキシパテを使用して写真5、6のように水面上に出る面積を大きくします。
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上からテクスチャーペイントを塗るので、表面処理をする必要はないです。島の形や大きさだけを意識してパテ盛りをします。
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パテが乾燥したら周囲を石で囲みます。石垣の製作と同じ要領で写真7のように石を貼り付けていきます。
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=🐣金閣寺の仮組み=
全景が解った方が作業しやすいので、早い段階で建物の仮組みをしておきます。床と屋根は塗装のために接着しないようにします。
古いキットにしてはパーツの合いも悪くないので、丁寧な処理をすればパテ盛りなどの必要はほとんどないです。ただし、写真8のようにパーツ裏に多くの凸部分があり、これが干渉して上手くパーツ同士が合わなくなる箇所がいくつかあるので、裏面だからと気を抜かずにきちんとニッパー等で切断して下さい。
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仮組みした金閣寺を乗せた状態が写真9、10になります。
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どのように建物が水面に写るのかを確認しておきます。建築模型はある程度の全景が解るとやる気が出るので、こまめに仮組みした建物を乗せて全景を確認しながら作業を進めてみて下さい。
今回はここ終了です。次回は地面製作の続きにになります。
🐔下記に今回の記事一覧を載せておきます。目次として使用して下さい。