前回は天守閣周りの情景を製作しました。今回は小物の製作と仕上げになります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【城好き向け】難攻不落!史上最強の山城を作る!(岐阜城 童友社 1/350)~⑰本丸周りの情景製作編その2~
=🐣ネームプレートの塗装=
キットにはネームプレートが付属しています。せっかくなので塗装して使用する事にします。
最初にタミヤアクリル塗料のXF1フラットブラックで、塗装します。文字の部分が凸モールドになっているので、その部分をX12ゴールドリーフで写真1のように塗装します。発色が良いのでペンタイプの物を使用しました。塗料皿に塗料を出してから、筆で塗っていきます。
🐦今回使用した物を下記に載せておきます。参考にして下さい。
はみ出した部分は上からフラットブラックで修正していきます。
=🐣見張り台の製作=
米蔵上の石垣部分を見張り場にしたのですが、米蔵の屋根が邪魔で視界が広く取れませんでした。そのために見張り台を製作する事にしました。
まずは写真2のように伸ばしランナーと、見張り台の床部分のパーツを用意します。床のパーツはプラ板を切って作ります。
🐔伸ばしランナーについての記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単ディテールアップ法 ~伸ばしランナー基本編①~
写真3のように伸ばしランナーを同じ長さにきって、床パーツに接着します。
これでは安定感がなさそうなので、写真4のように中間部分に伸ばしランナーで柱を組みます。
はみ出した柱部分を切断して完成です。余っていた1/700艦船のはしごのエッチングパーツを取り付けてみました。スケールはずいぶん違いますが、取り付けてみると特に違和感はないです。見張り台を塗装して土台に接着した物が写真5になります。
🐥伸ばしランナーで木材を表現する事ができるので、柵や見張り台、土塁上に置いておけば、下にいる敵に向かって落とす兵器にもなります。いろいろ試してみて下さい。
=🐣堀切の橋=
以前製作した堀切の橋に塗装をして、写真6、7のように堀切上に設置します。接着はしないで、裏に両面テープを貼り付けて脱着可能にします。
=🐣地面の塗装=
道などの明るい色で塗装した箇所が、単調に見えてしまうようなら、写真8のようにスミ入れ塗料を塗って地面に変化を付けます。特に階段部分などは、スミ入れ用塗料を使用すると段差がハッキリします。ランダムに拭き取りをすれば、地面の色が単調にならなくなります。
=🐣最期の仕上げ=
全体をXF86フラットクリアーを吹き付け、全体のツヤを整えます。草木はツヤ有りではと思う人もいるでしょうが、このくらいのスケールだと全体のツヤを整えた方が自然な感じになります。
フラットクリアーを吹き付ける時の風で、接着が不十分だったコースターフを飛ばす事ができるので、最期にコーティング塗装をするのはお勧めです。
最期に写真9のように天守閣のしゃちほこをX12ゴールドリーフで塗装します。
これで、今回の岐阜城は完成です。
今回はここで終了です。次回は実際に難攻不落の城ができたのか検証してみます。