前回はフィギュア塗装について説明しました。今回は引き続きフィギュア塗装の説明になります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にしてください。
【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑬フィギュアの塗装編その1~
=🐣フィギュアの塗装=
前回の続きで迷彩ジャケットの塗装が終了したところから始めます。
🐔以前のフィギュア製作記事を載せておきます。こちらも参考にして下さい。
【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~①準備編~
【初心者向け】1/35フィギュアの製作と塗装法(ドイツ歩兵)~①準備編~
1. 装備品の塗装
装備品と塗装を行います。装備品の塗装指示は同じ国の兵士でも、模型メーカーによって異なる場合があります。こういった時に使用する塗料を迷う時は自分のイメージに近い色を使用します。
装備品の塗装が終了したら、迷彩ジャケットと装備品に塗装で明暗を付けます。迷彩服の明暗をつける場合は、基本色に明るい色と暗い色を加えて塗料を作ります。今回は基本色のXF60ダークイエローにXF55デッキタンを加えて明るい色、基本色にXF63ジャーマングレイを加えて影の部分の色にしています。迷彩柄部分の陰影部分は、特に気にせず基本色の明暗色で塗装します。
写真2はフィギュア塗装が終了したところです。
2.フィギュアの汚し塗装
タミヤウェザリングスティックを使用して、フィギュアの汚し塗装を行います。
ウェザリングスティックのマッド、サンド、ライトアースの3種類を塗料皿に出します。水を付けた筆で塗料を溶かしていきます。単調にならないように3種類をランダムに混ぜていきます。溶かした塗料を写真4のように靴や膝など汚れやすい箇所に塗ります。
今度は水を付けた筆で、ウェザリングスティックを塗った場所を撫でていきます。すると、写真5のように塗料が水に溶けていきます。
溶けた塗料を筆で拭き取ったり、延ばしていくと写真6のように全体にうっすらとした汚れの表現ができます。
何度も繰り返しこの作業をしたり、拭き取る加減を調節していく事でいろいろな汚しの表現ができます。作業自体は比較的簡単で失敗しても簡単にやり直しができるので、初心者の方にはお勧めです。是非試してみて下さい。
🐥ウェザリングスティックはツヤ有りではないので、濡れている泥汚れの場合はクリアーを混ぜた塗料で再現した方が上手くいきます。乾いた感じの汚れ表現の時に使用して下さい。
🐦タミヤウェザリングスティックを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) タミヤウェザリングスティック(マッド) 87081-000
タミヤ(TAMIYA) タミヤウェザリングスティック(サンド) 87086-000
タミヤ(TAMIYA) ウェザリングスティック(ライトアース) 87087-000
最後に軽く車輌や地面の塗装の時に使用した、ピグメントをかるく付着させます。フィギュアは小さいので車輌や地面の感覚でピグメントを付着させると、粉まみれになって失敗するので注意して下さい。小さめの筆を使用して、ティッシュなどでピグメントを極力落としてから、軽く撫でるように筆を動かして付着させるようにします。ほんのりと、ピグメントが付着する程度で充分です。最後に写真7のようにベースに接着して終了です。
🐥真ちゅう線で固定する物の接着は瞬間接着剤で行います。べったり接着剤付けると、地面に付けた時に靴の脇から接着剤がはみ出るので注意します。浮いてしまう場合があるので、接地面には必ず接着剤で固定します。接着後はしばらく上から押さえてしっかりと固定するようにします。
今回はここで終了です、次回は配置についての説明になります。