前回は組み立て前の準備について説明をしました。今回は組み立てについて説明をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~①準備編~
=🐣組み立てと塗装について=
今回は外部パーツは先に塗装してから、内部骨格に接着する事にします。外部パーツの色分けは、先に下地塗装で色の変化をつけてから、基本塗料を吹き付ける事で色の変化を表現していきます。以前、メタリック塗装の塗り分けを、下地塗装でしたのと同じ原理で塗装をしていきます。
🐔以前書いたメタリック塗装の塗り分け製作の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!水性塗料で行うガンプラのメタリック塗装方法(バンダイ 1/144 HG ギャン)~①準備編~
パーツを色別に分けて下地塗装をしてから、基本塗装を行います。基本塗装、コーティング塗装をパーツ別に行ってから、外装パーツを内部骨格に接着し最後にスミ入れをします。
=🐣組み立て時の加工=
接着剤不要のキットは組み立て後にパーツが外れないようにするために、ガイド同士がしっかりと密着するようになっています。
今回は組み立て前に塗装するので、接着ガイドがキツいと差し込んだ際に力が入って塗料が剥がれてしまう可能性があります。また、エナメル系塗料はプラスチックを脆くする作用があるので、スミ入れの際に力がかかっている箇所がひび割れしてしまう場合もあります。
そのため、パーツ同士をなるべく圧力がかからないように接着する必要があります。写真1のようにガイド突起を斜めに切断して、接着ガイド付近にかかる圧力を低下させます。多少緩くでも接着剤を使用して固定するので、あまり力を入れずにパーツ同士を外せる程度に接着ガイドを調節して下さい。
写真1
接着ガイドが突起ではなくスリット状態のものは、写真2のようにスリット部分を少し切断して調節します。
写真3は足の横にあるパーツなのですが、丸で囲んだ部分に取り付け用の膨らみがあります。
こういった箇所も微妙に圧力がかかるので、取り付け用の膨らみも写真4のように削っておきます。仮組み用に一部だけ膨らみを残しておくと、パーツがポロポロ外れる事がないです。
足部分を仮組みした状態が写真5になります。中央のグレー部分が写真3のパーツになります。固定はできるけど、力を軽く加えると簡単に外れる程度を目安にして、接着ガイドを調節して下さい。
加工したパーツを写真6のように、色別に分けていきます。今回赤とピンク部分のパーツは形成色別に分けていますが、ここは別の色にしたいと思うパーツがあるなら形成色に拘らずに自分のイメージで分けるようにして下さい。
写真7は腿の部分なのですが、濃い藍色のパーツと薄いグレーのパーツに分かれています。この部分は色分けしないで全体を黒で塗装する予定なので、先に内部骨格パーツに接着しておきます。このように同色で塗装するパーツは先に接着しておくと、下地塗装が楽になります。
このような感じで、自分のイメージした色分けに合わせてパーツを分別して下さい。
=🐣コクピットの塗装=
パーツの分別が終了したら下地塗装を行うのですが、その前にコクピットの塗装をしておきます。
コクピットハッチが開閉するのですが、パイロットが乗っていないと寂しいので、オマケで付属している立ち姿のシャアを加工してコクピットに搭乗させます。
まずは塗装したフィギュアを写真8のように腰したあたりで切断します。
切断したフィギュアをそのまま写真9のように、コクピットの座席に乗せます。
足や腰がないと不自然じゃないかと思うかもしれませんが、写真10のようにコクピットハッチを取り付けると、お腹から下の部分はハッチ裏側のパーツに隠れてしまいます。
そのため写真11のような状態でも、完成後はしっかりと座席に座っているように見えます。塗装は細かいので面倒ですが加工は簡単なので、コクピット内部が寂しいと思った人は、パイロットを搭乗させてみて下さい。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。他のRGシリーズのキットも載せておくので参考にして下さい。
RG 機動戦士ガンダム MSM-07S シャア専用ズゴック 1/144スケール 色分け済みプラモデル
RG 機動戦士ガンダム MS-06F 量産型ザク 1/144スケール 色分け済みプラモデル
RG 機動戦士ガンダム MS-06S シャア専用ザク 1/144スケール 色分け済みプラモデル
RG 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 1/144スケール 色分け済みプラモデル
今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。