前回は基本塗装の説明をしました。今回は組み立てと仕上げになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!RG(リアルグレード)シリーズの塗り分け方法(バンダイ 1/144 シャア専用ズゴック)~④基本塗装編~
🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
RG 機動戦士ガンダム MSM-07S シャア専用ズゴック 1/144スケール 色分け済みプラモデル
=🐣組み立て=
塗装したパーツを写真1、2のように組み立てていきます。内部骨格はABS樹脂製ですが、プラスチック用接着剤でもそれなりに接着してくれるので普通に接着すれば問題ないです。パネルラインで分割されているので、接着面全体に接着剤を塗る必要はないですが、隙間が空いてしまうような箇所は接着剤を塗って密着させるようにして下さい。
無理矢理パーツを押し込むと、表面に傷が付いて塗料が剥がれる可能性があります。強い力をかけてしまいそうな箇所は、もう一度取り付けガイドを確認して、圧力がかからないように削るなどの加工をしてから接着するようにして下さい。
接着剤が塗料面にはみ出した場合は、接着剤が乾燥するまで何もせずに待つようにして下さい。乾く前に拭ってしまうと、拭った部分全体の塗装面が大変な事になるので注意して下さい。はみ出した部分は乾燥後に修正していきます。
合わせ目処理は必要ないと思ったのですが、足首内部パーツの合わせ目は完成後に外から見えてしまいます。写真3の丸で囲んだ部分に縦に伸びる合わせ目があります。奥まっているので目立たないですが、覗くとそれなりに見えてしまうので、気になる人は塗装前に処理をして下さい。
コクピット部分は写真4のようになります。
モノアイは取り付け基部をシルバーで塗装して、クリアーパーツ表面をクリアーレッドで塗装しています。クリアーパーツの裏側部分にシルバーを塗ってから、表面にクリアーカラーを塗っておくと角度によってはモノアイが発光しているように見えるのでお勧めです。
上半身は近い色の2色を下地塗装にしたので、写真5のように微妙な色分け具合になっています。
足と胴体まで組み立てた状態が写真6になります。腰や足は下地塗装で色の違いを大きくしたので、はっきりした色分けになっています。
金色に塗装したスクリューを足裏に取り付けます。クローやスクリューが好みの色で塗装して下さい。
組み立てが終了した状態が写真8、9になります。
🐦️今回の塗装方法で同じように塗り分けができるキットを下記にいくつか載せておきます。興味のある方は参考にしてみて下さい。
RG 機動戦士ガンダム MS-06F 量産型ザク 1/144スケール 色分け済みプラモデル
RG 機動戦士ガンダム MS-06S シャア専用ザク 1/144スケール 色分け済みプラモデル
RG 機動戦士ガンダム RX-78-2 ガンダム Ver.2.0 1/144スケール 色分け済みプラモデル
=🐣スミ入れ=
タミヤスミ入れ用塗料を使用して軽くスミ入れをします。パーツにかかる圧力は減らしましたが、それでもヒビ割れの可能性はあるので溶剤を多量に使用せずに素早く拭き取り作業をして下さい。
スミ入れが終了した状態が写真10、11になります。
=🐣修正作業=
関節を動かした際に塗膜が剥がれてしまったり、接着剤がはみ出した部分を修正します。
写真12の丸で囲んだ部分は、膝関節を動かした際に塗料が剥がれてしまった部分です。
写真13のようにXF63ジャーマングレイを、塗料が剥がれた部分に塗装します。境目を適度に荒らした感じで塗装すると傷っぽく見えます。関節部分は基本色で修正しても、可動させればまた剥がれてしまうので、傷として修正した方が気楽に関節を動かす事ができます。
接着剤がはみ出した部分も同様に傷や塗装剥がれに見えるように修正して下さい。シルバーを使用すると金属地が見えた状態になるので、好みや場所によって使い分けてみて下さい。
=🐣完成=
これで完成になります。
足部分の塗り分けは写真17のようになります。
腕と腰部分の塗り分けは写真18のようになります。
コクピットハッチを開けた状態です。パイロットが座席に座った状態に見えます。
今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。