コメット | プラモ雑記

前回は汚し塗装の説明を行いました。今回は仕上げ作業をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

＝🐣仕上げ作業＝

もう一度オイル汚れを付着させます。最初はオイル塗料にタミヤスミ入れ用塗料のダークブラウンを混ぜたのですが、今回は色調を変えるためにスミ入れ用塗料のブラックを混ぜています。

写真1~3のようにエンジンハッチや転輪のボルト回りにオイル汚れを付着させます。変化を付けるために。砲塔部分にも少々付着させています。

泥はね表現も一緒に拭き取ってしまうので、足回りの拭き取り作業は行いません。そのため、足回りのオイル汚れはやや薄めにして行って下さい。

エナメル溶剤を付けた筆で、オイル染みを軽く拭き取ります。染みの周囲をぼかすように拭き取ると自然な感じになります。拭き取り作業が終了した状態が写真4､5になります。

付着させた泥にオイル汚れ塗料をもう一度塗って、写真6~8のように泥が湿った感じにします。

オイルのテカりが気になる箇所があったら、極少量のパステル粉を付着させた筆でなんどか撫でる事で、ツヤが落ち着きます。パステルを付着しすぎると粉っぽくなるので注意して下さい。

自分のイメージした汚し具合になった所で、車体の塗装作業は終了です。一通りの工程を行って終了させるのではなく、工程を繰り返し行って自分のイメージに近くなった所で終了させます。

伸ばしランナーで写真9のようにアンテナを製作します。先にアンテナ基部に0､3㎜の穴を開けると固定が簡単です。

伸ばしランナー自体の重さでアンテナが傾く場合があるので、ある程度固定するまでは真っ直ぐになるようにアンテナを押さえておきます。

固定したらXF1フラットブラックで塗装します。

フィギュアと装備品の取り付けをします。車体が完成した後だと、完成を焦って塗装が雑になりやすいので、下地塗装を行う段階から少しずつ塗装をする事をお勧めします。

🐔フィギュア塗装についての記事を下記に載せておきます。塗装方はこちらを参考にして下さい。

接着にプラスチック用接着剤を使用すると、塗料が剥がれる場合があるので接着は木工用ボンドを使用します。木工用ボンドは硬化が始まるまでは、接着力が弱いので注意して下さい。固定するまで押さえておくか、ボンドを少し放置して硬化が始まりそうになった時に使用するなどの対策をして下さい。

写真12､13のように車体に合うように調整をしながら、車体にフィギュアと装備品を接着します。

装備品とフィギュアを接着させたら完成です。

今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。

🐦️今回使用しているキットとディテールアップパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。