【初心者向け】水性塗料で行うメタリック塗装(タミヤ 1/72 飛燕)~⑧コーティング塗装編~

前回はデカール貼りの説明をしました。今回はコーティング塗装を行います。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】水性塗料で行うメタリック塗装(タミヤ 1/72 飛燕)~⑦デカール貼り編~

=🐣コーティング塗装=

細部塗装とデカール貼りが終了したらコーティング塗装をします。以前メタリック塗装の記事を書いた時に問題だったのが、クリアーでコーティング塗装をするとデカールまで光沢になってしまう点です。

もちろんデカールを光沢仕上げにするなら問題ないですが、今回は塗り分け部分や日の丸をツヤ消し仕上げにしたいです。そのため今回は2回コーティング塗装をしてみます。

1.クリアーコーティング

まずはデカールのツヤを整えるため、タミヤアクリル塗料X22クリヤーを写真1、2のように吹き付けます。

写真1
写真2

デカールを貼る前にクリアーコーティングをしているので、デカール部分を中心に軽めに吹き付けます。

2.ツヤ消しコーティング

XF86フラットクリヤーでツヤ消しコーティングをします。マスキングは不可能なので、エアブラシを細吹きにしてツヤ消しにしたい部分に吹き付けます。

マスキングなしだと周囲もツヤ消しになってしまうと考える人もいると思いますが、もともとクリアーを吹き付けているため、少しはみ出したぐらいでは完全なツヤ消しにはならないので問題ないです。エアブラシの吹きつけがある程度コントロールできる方なら、マスキングなしで大丈夫だと思います。

今回は尾翼と機首上面の塗り分け部分、日の丸、主翼の識別帯、機体の赤いラインをツヤ消しにします。何度も吹き付けるとはみ出した部分も完全なツヤ消しになってしまうので、軽めに2回ぐらい吹き付けます。

吹き付け終了した状態が写真3~5になります。

写真3
写真4
写真5

🐥しっかりツヤを消すのではなく、軽くツヤを消す感じで塗装すると上手くいきます。

コーティング塗装が終了したらコクピット部分のマスキングを外します。スミ入れや汚し塗装をしない場合は写真6、7の状態で完成になります。

写真6
写真7

今回はここで終了です。次回はスミ入れと仕上げになります。