【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑧艦橋の製作編その1~

前回は飛行甲板の製作を行いました。今回は艦橋の製作をします。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑦飛行甲板の塗装編~

=🐣艦橋の製作=

船体と同じように、組み立て→塗装→エッチングパーツの組み立て→塗装、を繰り返して製作していきます。

まずは写真1のように艦橋部分を組み立てていきます。細かいパーツはエッチングパーツの接着後に取り付けます。

写真1

艦橋側面は基本色のXF54ダークシーグレイ、床部分はXF24ダークグレイで写真2のように塗装します。ここでも基本色は上から下に向けて筆を動かし塗装します。窓と煙突上部も塗装しておきます。

写真2

手すりとはしご部分のエッチングパーツを、写真3、4のように接着します。

写真3
写真4

接着したエッチングパーツを、写真5、6のようにXF54ダークシーグレイで塗装します。

写真5
写真5

=🐣レーダーの製作=

艦橋前後のレーダー部分は、難易度の高いパーツになります。その分エッチングパーツに置き換えると効果は抜群です。失敗してもキットのパーツをそのまま使用できるので、失敗を気にせず気軽に製作してみて下さい。

🐦ここはピンセットでも可能ですが、小型のプライヤーを使用した方が作業しやすいです。下記にプライヤーを載せておくので参考にして下さい。

ハセガワ トライツール エッチングプライヤー プラモデル用工具 TT26

艦橋の前後にあるので、2個製作する事になります。まずは必要なパーツを写真6のように用意しておきます。

写真6

まずはレーダー部分のパーツを写真7のように曲げます。

写真7

写真7の赤い点の部分をプライヤーで掴み、写真8のように折り返していきます。プライヤーを曲げる位置で固定して、プライヤーからはみ出した部分を指で押して曲げます。

写真8

曲げたエッチングパーツを、写真9のように支持架のパーツに合わせて縦の幅を調節します。幅が短いようなら曲げた部分を少し延ばして、長いようなら少しまげて調節します。

写真9

レーダー部分の加工が終了したら、支持架パーツを先に写真10、11のようにキットのパーツに接着します。

写真10
写真11

レーダー部分を写真12のように接着します。

写真12

最後に写真13、14のように梯子を取り付けて終了です。

写真13
写真14

難易度はやや高めですが、レーダー部分をエッチングパーツに変更すると、一気に完成度が上がるのでお勧めです。もともと小さいパーツなので、多少のズレがあっても塗装して20~30㎝ぐらい離してみると目立たないです。失敗したかもと思ったときは、少し離して見て下さい。その時にズレているのが解らなかったら特に問題ないと思います。

今回はここで終了です、次回は艦橋製作の続きになります。