前回で組み立てが終了したので、今回から塗装作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑧フィギュアの製作編~
=🐣下地塗装その1=
まずは全体をタミヤアクリル塗料XF1フラットブラックで塗装します。足回りの裏側などもしっかり塗り残しのないように黒を吹き付けます。下地塗装で黒をしっかりと吹き付けておくと、基本塗装の塗り残し部分が黒になるので目立たなくなります。
黒の下地塗装は全面に行うので、砲塔は外した状態で塗装をします。下地塗装が終了した状態が写真1~4になります。
写真5の予備転輪とジェリカンは車体から外して塗装をします。
塗料が乾いたら写真6、7のように砲塔を取り付けます。
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.378 ドイツ軍 IV号戦車G型 初期生産車
=🐣下地塗装その2=
黒塗装が終了したら、タミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトで明暗を付けていきます。
影になる部分と光の当たる部分を区別するので、写真8のように砲塔やジェリカンなど取り外しのできる物は、車体に取り付けてから塗装をして下さい。砲塔の向きを変える場合は、向きを変えた状態で白塗装を行います。
XF2フラットホワイトを光が当たる部分を中心に吹き付けます。強い日差しで色褪せた感じにしたかったので、車体や砲塔の上面は少し強めに白を吹き付けています。
白塗装が終了した状態が写真9~12になります。
砲塔やジェリカンを外した状態が写真12、13になります。この状態で基本塗装をすると、砲塔や予備転輪の影になる部分が一段階暗い感じになります。
=🐣塗装剥がれ表現=
塗装剥がれ表現を下地塗装の段階で行います。
XF1フラットブラックをちぎった台所用のスポンジに付着させて、叩くような感じで塗装が剥がれやすそうな箇所に塗っていきます。やり過ぎても基本塗装を濃い目に吹き付ければ消えるので、少し多めな感じで付着させると丁度良い感じになります。
塗装剥がれ表現が終了した状態が写真14~19になります。
この上から基本塗装をすると、フラットブラックの部分がちょっと色褪せた感じの古い時期の塗装剥がれっぽくなります。古い感じの傷や塗装剥がれは塗装で描き込むのはちょっと難しいですが、下地塗装の段階でやってしまうと結構簡単に表現可能です。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。