【初心者向け】水性塗料でカーモデルを銀塗装してみる(ICM メルセデスベンツG4)~⑥銀塗装編~

前回は下地塗装をしました。今回は銀塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】水性塗料でカーモデルを銀塗装してみる(ICM メルセデスベンツG4)~⑤下地塗装編~

=🐣銀塗装=

クレオス水性ホビーカラーのスーパーファインシルバーを使用して、ボディの銀塗装をします。スーパーファインシルバーは、水性塗料独特のラメ感が少なくきめ細かい銀粒子のため、ギラギラした感じではなくスッキリした表面になります。ギラギラしたラメ感が苦手な人にはお勧めの塗料です。

🐦️今回使用した塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。

スーパーファインシルバー HSM01 10ml【GSIクレオス AQUEOUS 水性ホビーカラー プラモデル 塗料】

フーパーファインシルバーをボディ、ボンネット、ドア部分に吹き付けます。粒子が細かいため、一度吹き付けただけでは色が着かないので何度もエアブラシを動かして、しっかり塗り残しがないように塗装をします。

銀塗装が終了した状態が写真1~5になります。

写真1
写真2
写真3
写真4
写真5

下地塗装をツヤありにしたので、表面が滑らかで発色のよい仕上がりになりました。しかし、塗料の金属感が強すぎて無塗装で金属丸出しの状態にも見えてしまいます。今回は無塗装で金属むき出しの航空機ではなく、シルバーの塗装をした乗用車なので上からクリアーコーティングをする事にしました。

クリアーコーティングをすると若干金属的な光沢が低下して、少しラメ感がある表面になるのでシルバーの塗装をしたような感じになります。金属的な表現が低下するので航空機の銀塗装にはあまりお勧めしませんが、カーモデルにはお勧めです。表面の塗膜を保護する作用もあるので、やって損はないと思います。

=🐣コーティング塗装=

コーティングの前に、フェンダー部分と車体下部のマスキングテープを写真6~8のように剥がして、銀塗装のはみ出しがないが確認をします。

写真6
写真7
写真8

写真9の丸で囲んだ部分に銀がはみ出してしまったので、上からタミヤアクリル塗装のX1ブラックを塗って修正します。原液のままだとエアブラシで塗装した部分との違いがハッキリしてしまうので、必ず通常よりも少し薄めにして上から重ね塗りをして下さい。2~3回塗って銀が消えるような濃度にすれば修正した部分が目立たなくなります。

写真9

修正が終了したら、クレオス水性ホビーカラーのクリアーで全体をコーティングをします。コーティング塗装をすると、塗膜の段差がなくなり修正した部分がさらに目立たなくなるので、修正した部分には必ずコーティング塗装をして下さい。

🐦️下記に水性ホビーカラーのクリアーを載せておきます。参考にして下さい。

GSIクレオス 新水性ホビーカラー クリアー 光沢 10ml 模型用塗料 H30

コーティングが終了した状態が写真10~13になります。

写真10
写真11
写真12
写真13

写真だと解り難いですが、クレオス水性ホビーカラーのスーパーファインシルバーは、そのままだと金属的な質感で、クリアーコーティングをすると、銀色で塗装をしたような質感になります。仕上がりのイメージに合わせてコーティングをするかどうか決めて下さい。

今回はここで終了です。次回は細部塗装になります。

🐦️下記に今回使用しているキットと、スケール違いの同車種を載せておきます。参考にして下さい。

ICM 1/35 ドイツ軍 G4高官用乗用車 1939年 withフィギュア プラモデル

ICM 1/72 ドイツ G4 スタッフカー 1935 “スナップキット” プラモデル