【初心者向け】簡単!プロペラ機の製作と塗装法(タミヤ1/48F4U-1Dコルセア)~⑧退色表現編~

前回は基本塗装を行いました。今回は退色表現の説明を行います。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!プロペラ機の製作と塗装法(タミヤ1/48F4U-1Dコルセア)~⑦基本塗装編~

=🐣退色表現の塗装=

激しい日差しや、潮風によって機体の色が退色している表現を塗装で行います。今回は機体の上面だけ退色表現を行います。

まずはタミヤエナメル塗料のXF2フラットホワイトを退色表現をしたい箇所にランダムに塗っていきます。

写真1

塗り終わったらエナメル溶剤でXF2フラットホワイトを拭き取ります。ホワイトを残す感じではなくしっかりと拭き取るつもりで作業します。溶剤が乾燥したら、もう一度退色したい箇所にホワイトを塗って再び拭き取ります。これを繰り返して、丁度良い色具合になるまで作業を行います。

写真2

溶剤が乾く前だと、色具合が良く分からないので溶剤が乾燥してから繰り返し作業を行うようにして下さい。

=🐣デカール貼り=

デカール貼りの前に前脚、後脚、車輪格納部カバー、プロペラを接着します。ロケット弾、燃料タンク、コクピットのガラス部分は2度目のコーティング塗装以降に取り付けるのでそのままにしておきます。

デカールを貼ります。国籍マークは大きいのでデカール軟化剤を使用してしっかり機体と密着させます。デカール軟化剤を塗ってから、1~2分そのままにしておきます。すると、デカールが柔らかくなって機体に密着させる事ができます。

🐔デカール貼りについて説明した以前の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ハセガワ1/72 F18スーパーホーネット製作『1日1時間の作業で製作する』⑯~15、16日目 デカール貼り編~

写真3
写真4
写真5

=🐣航空灯の下地塗装=

航空灯はクリアーパーツではないので塗装で表現します。下地にエナメル塗料のX11クロームシルバーを塗って、コーティング塗装後にクリアーの塗料で色を塗りガラスっぽく仕上げる予定です。主翼の航空灯部分にクロームシルバーを塗装します。

写真6

主翼裏面の航空灯も忘れずにクロームシルバーで塗装しておきます。

=🐣コーティング塗装=

デカール貼りが終わったら、デカールの保護と、機体とデカールのツヤを均一にするためXF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。デカール部分だけてなく、全体に塗装するようにします。燃料タンク、コクピットのガラス部分にも忘れないようにコーティング塗装をします。ロケット弾は機体とのツヤの違いを出したかったので、コーティング塗装は行っていません。

写真7

コクピット部分と、ガラス部分のマスキングテープはコーティング塗装後に剥がします。

これでコーティング塗装は終了です。

今回はここで終了です。次回はスミ入れの予定です。