模型製作にちょっとだけ役立つ話(接着剤の中蓋について)

ビン入り接着剤の蓋には、パッキンの役目をしている中蓋があります。この中蓋は普段は蓋の裏側にあるのですが、接着剤を使用しているうちに写真1のように、蓋から外れてビン口にくっついてしまう場合があります。

ビンの口回りに溜まった接着剤が中蓋に付着するのが原因で、使用を重ねる事によって中蓋が外れやすくなると考えられます。口回りに接着剤が付着しないようにきれいに使用すれば良いのですが、余分な接着剤をビンの口回りで拭き取るのでなかなか難しい事です。

一度蓋を強く閉め直すと中蓋が元の戻る事がありますが、何度も使用していると閉め直してもピンの口に中蓋が残ってしまいます。

写真1

このような時は、ビンの口から外した中蓋を裏返しにして、写真2のように再びビンの口に戻してみて下さい。

写真2

中蓋を裏返しにして戻した後は、普通に蓋を閉めるだけで写真3のように中蓋が蓋に戻ります。一度裏返しにすると、不思議と中蓋が外れる事が激減します。そこから、長時間使用していくと再度中蓋が外れやすくなりますが、再び裏返しにすると元に戻ります。

写真3

接着剤の中蓋が外れて困っている人は、中蓋を裏返しにして試して下さい。