タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる ~②艦橋の電飾準備編~

前回は製作についての説明をしました。今回は艦橋の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

タコム 1/72 赤城艦橋を製作してみる ~①準備編~

=🐣艦橋の電飾について=

写真1と2は艦橋の2パーツを仮組みしたものです。左右のパーツを組み合わせただけですがしっかりした形になっています。周囲のパーツを接着してからだと、作業がやり難くなる場合があるので、早い段階で電飾を仕込む事にします。

🐦️今回使用する電飾キットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ジオコレ 電飾キットB3 ジオラマ用品

艦橋内部は写真1のように大きな空洞になっているので、コードなどを目立たないようにするのは簡単なので、以前製作した路面電車よりも配線作業は簡単そうです。

写真1
写真2

まずは写真3のように仮組みをして、発光した状態を確かめます。

写真3

艦橋一階部分にLEDを置いて発光させた状態が写真4になります。二階部分は多少明るいですが、三階部分になるとずいぶん暗くなってしまいます。均一に発光させるため、各階ごとにLEDをセットする事にしました。LEDを上向きにした方が窓の光が均一になるので、上向きにセットする事にします。

写真4

写真4、5のように、各階の境目にマジックで印を付けます。パーツの切れ目やモールドを目印にして、3等分になるように分割します。

写真5
写真6

2mmの角棒を写真7のように印を付けた部分に接着します。曲線部分には接着できないので、直線部分に角棒を接着して下さい。長さは適当で大丈夫です。

写真7

角棒を接着したら、仮組みをして艦橋内部の幅を計ります。定規で計るよりも、写真8のようにディバイダーを使用した方が簡単に長さを計る事ができます。使用頻度は高くないですが、こういった時にあると便利な道具なので、プラ板や真鍮線を使用した作業をしたい思っていいる方は、一つ持っておく事をお勧めします。

🐦️手軽なディバイダーを下記に載せておきます。参考にして下さい。

D DOLITY DIY革工芸 製図用具 コンパス レザークラフト ディバイダー 両針 調整可能

写真8

0、3ミリのプラ板を艦橋の幅に合わせて切り取ります。切り取ったプラ板が上手く角棒に引っ掛かるか、写真9のように確認をします。0、3ミリのプラ板だとハサミで切断する事が可能なので、プラ板を使い慣れていない人でも簡単に加工ができます。ちょっと、強度的に不安を感じるかも知れませんが、LEDを取り付けるだけなので特に問題はないです。

LEDを設置するためのプラ板なので、隙間なく艦橋内部に合わせる必要はないです。扱いやすい形になるようにして下さい。

写真9

プラ板の大きさが問題ないようでしたら、写真10のように電飾キットに付属しているLED用の台座を接着します。

写真10

加工したプラ板を設置した状態が写真11になります。これで二、三階部分の電飾準備は終了です。

写真11

飛行甲板に艦橋を仮組みして上から覗き込みます。一階部分のLEDを設置する部分に、写真12のようにマジックで印を付けていきます。

写真12

飛行甲板はかなり厚いので、ナイフやカッターでLED設置用の穴を開けるのは難しいです。まずは、写真12のように2mm以上のドリルで穴を複数開けて、その穴同士を繋ぐようにニッパーの刃を入れて切断して、最終的に大きな穴にしていきます。

穴が空いたら写真10のようにLED用の台座を接着します。電飾のスイッチは飛行甲板下を予定しているので、LED用の穴とは別で配線を通す用の穴も開けておきます。配線用の穴は、コネクターが通過できるようにきちんと大きさを確認して下さい。

写真13

これで、一階から三階までの電飾準備は終了です。

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ビーバーコーポレーション 1/72 日本 航空母艦 赤城 艦橋と飛行甲板 1941年 真珠湾攻撃 1/16 日本海軍将官フィギュア付

今回はここで終了です。次回は内部の塗装になります。