以前M76オッターの製作記事を書きました。その時は単体として製作しましたが、ジオラマにしたくなったので製作後にジオラマとして製作しました。その際にゲッコーモデルの水牛を使用したので、今回は1/35スケールの動物製作と塗装について説明をしてみます。
🐔M76オッターの製作記事を下記に載せておきます。興味のある方は読んでみてください。
【初心者向け】装甲兵員輸送車両の製作方法(ゲッコーモデル 1/35 M76オッター前期型)~①準備編~
=🐣使用するキットについて=
今回は写真1のゲッコーモデルから発売されている水牛セットを使用しました。このキットには水に浸かった半身の水牛と鳥、立ち姿の水牛と女性フィギュアがセットされています。おまけとして、水面を含んだジオラマベースが付属しているので、キットだけで箱絵と同じようなジオラマが製作できます。

🐔今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。ゲッコーモデルからは、様々な水牛セットが発売されています。こちらも一緒に載せておくので、こちらも参考にして下さい。
ゲッコーモデル 1/35 ベトナム 水牛セット 1960年-1970年代
ゲッコーモデル 1/35 ベトナム 子供・子犬・水牛セット 1960年-1970年代
ゲッコーモデル 1/35 ベトナム 農民と牛車セット 1960年-1970年代
ゲッコーモデル 1/35 ベトナム 農業セット 1960年-1970年代
=🐣動物キットについて=
動物のキットは様々なメーカーから発売されています。動物セットとして発売されている物や、アクセサリーパーツセットなどのおまけとして含まれている物、騎兵キットのように兵士が乗馬した状態のキットなど色々な形態で発売されています。
犬や猫、鳥などの小型動物は1パーツ形成の物が多く、組み立てや塗装は比較的楽なのですが、馬や牛などの大型動物は複数のパーツを使用するので、合わせ目の処理が必要になってしまいちょっと製作に戸惑う人も多いと思います。今回は複数のパーツを使用するキットの合わせ目の処理方法や、ポーズ変更の方法などを感嘆に説明していきます。
🐔下記に動物が含まれているキットを載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.128 動物セット
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.385 動物セットII
マスターボックス 1/35 北軍騎兵隊 1860年代 騎兵3体・馬3頭入
マスターボックス 1/35 イギリス・ドイツ 騎兵2体 遭遇戦闘シーン
=🐣用意する物=
動物キットの組み立てで一番の難点は合わせ目の処理です。通常のフィギュアキットなら、肩や首など服の境目に合わせ目がくる事が多く、処理をしなくても合わせ目が目立たない場合が多いです。しかし、動物の場合は合わせ目を誤魔化せるようなモールドがないため、合わせ目処理が必要になります。
馬や豚など体毛が少ないタイプは、ツルツルした表面のキットが多いので、通常のラッカーバテを盛ってヤスリがけをすれば問題ないですが、羊や水牛など体毛がモールドされているキットの場合はパテ盛りした部分にモールドを加える必要があります。
そのため、盛り付け後にモールドを付けやすいエポキシパテを使用して合わせ目の処理を行います。モールドを付けるために、デザインナイフや針など先の細い器具が必要です。ヘラや加工用のスパチェラなどがあるとさらに便利ですが、爪楊枝などでも代用できるので特に用意する必要はないです。必要を感じた時に購入するようにして下さい。
🐦️今回使用するパテを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.51 エポキシ造形パテ(速硬化タイプ) 25g
エポキシパテを使用する場合は、盛り付け後に表面を滑らかにするためのラッカー溶剤があると便利です。ヤスリがけで表面処理をしてもよいのですが、パテ盛りした周囲のモールドも削ってしまう危険性があるのでラッカー溶剤で表面を整える事にします。
🐦️下記にラッカー系溶剤を載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.77 ラッカー溶剤 (250ml)
あとは通常の模型製作用の工具さえあれば問題ないです。
今回はここで終了になります。次回から製作作業になります。
