初心者向け艦船模型製作方法 【アオシマ 陽炎】⑤ ~組み立て 塗装編(船体中部)~

④で船体前部の組み立てと塗装をしました。今回は船体中部の組み立てと塗装です。

【船体中部の組み立てと塗装】

=前後煙突の組み立て=先に船体に煙突を接着します。(写真1)そして部品35を接着します。2本のパイプを煙突の前後に取り付けます。(写真2)

写真1
写真2

艦橋脇から伸びる煙突(部品37)先端が前部煙突の脇にくるように接着します。塗装時の破損防止のために、煙突に接着剤で固定しました。

写真3

写真3のように、部品37の先端が前部煙突の少し上に出るぐらいで固定します。

=ボートの組み立てと塗装=小さい部品なので、破損防止のため先に組み立てと塗装します。

写真4

写真4のように4つのボートを組み立て、接着剤が乾燥したら、船体色(③で説明しています)を調合して塗装します。つかむ部分が小さいので、先に半分塗ります。乾燥したら残り半分を塗装します。(乾燥を待つ間に、船体前部の塗り残し部分や、煙突部分の塗装をしておくと調合した塗料が無駄になりません。)

写真5

全体を塗り終えたら、紛失防止のために塗料皿に入れておく事をお勧めします。

=船体中部の構造物の組み立て=部品34は左右の形状が異なるので注意して下さい。部品裏に付いている突起が外側になるように船体に取り付けます。

写真6

X2の部品の根元が大きいため、部品6のブルワーク(柵のような部分)をナイフで左右1mm程削ります。削る事によってX2がうまく接着できるようになります。(写真6)

後部魚雷発射管を取り付けたところで、船体中部の組み立ては終了です。

写真7

=船体中部の塗装=船体色で塗っていきます。④で説明したように、側面は上から下に向かって塗るようにします。船体前部のムラが気になるところがあれば、重ね塗りで修正します。

写真8

船体中部の組み立てとベース塗装はこれで終了です。

次回は船体後部の組み立てと塗装、仕上げの細部塗装になります。