初心者向け艦船模型製作方法 【アオシマ 陽炎】⑦ ~仕上げ塗装編~

⑥までで、組み立てと基本塗装は終了しました。⑦では、仕上げの塗装をします。

【仕上げ塗装】

=スキッドビームの塗装=前部左右にそれぞれ1つ、後部に1つ、計3つあります。写真1で囲んでいるところです。これは、魚雷を装填する時に魚雷を持ち上げる場所です。

写真1

この部分の四角いモールドを、XF1フラットブラックで塗装します。艦橋の窓を塗ったように(⑥で説明しています)四角いモールドに塗料を流し込むようにして塗ります。

写真2
写真3

写真2と3のようになります。

=艦底の塗装=まずは塗料を混色します。XF7フラットレッド、XF64レッドブラウンを1対1で混合します。艦底部の接着線をガイドにして、写真4のように塗装します。

写真4

=ボートの細部塗装と接着=⑤で製作したボートを取り付ける前にワンポイントの塗装をします。ボート内側は木材のように見えるよう、XF64レッドブラウンを写真5のように塗ります。

写真5

次は後部ボートです。XF55デッキタンで、上部構造物写真6のように塗ります。

写真6

前部、後部ボートともに接着位置は詳しく説明書に記載されていないので、写真5、写真6を参考にして下さい。この時、接着剤を付けた箇所の塗料が剥がれる場合がありますが、後に修正するので気にせずしっかり接着します。

=塗り残し、はみ出した塗料の修正=組み立てと塗装は終了しました。全体を見て、塗り残し、塗料がはみ出した箇所を重ね塗りで修正します。

30cmぐらい離れたところから見て、筆ムラ等気になる箇所がなくなったら完成です。

写真7

すべての組み立てと塗装が終了しました。汚し塗装をしない方はこの時点で完成です。

★近くで見るとムラや、塗装面の凹凸が気になるかもしれません。そのような時はちょっと遠くから見て下さい。意外と気にならなくなります。特に製作中は、近くからの目線になってしまいがちです。たまに、遠くからの目線で見て下さい。いい気分転換になります。

次回は汚し塗装になります。