前回は中庭の製作を行いました。今回は本丸周りの情景製作になります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【城好き向け】難攻不落!史上最強の山城を作る!(岐阜城 童友社 1/350)~⑮中庭の製作編~
=🐣米蔵付近の情景製作=
米蔵の石垣に写真1のようにスミ入れをします。
米蔵の出入り口付近の空き地に、写真2のように芝生を植えます。木を植える予定の場所には、芝生を撒いておきます。
写真3のように竪堀上の土塁部分や、本丸の通路脇などにも芝生を植えます。
ここで、土塁に石を乗せます。この石は下の敵に落とす物なので、上から攻撃をする拠点にも石を乗せていきます。今回はモーリンのクラッシャブルストーンを使用しました。これは、主に戦車模型のジオラマで、細かい瓦礫や石として使用する物です。
模型店で購入できますが、大きさがの種類がいろいろあるので、スケールにあった大きさの物を使用します。戦車模型では、砕けた瓦礫や小石として使用した物が、1/350では両手でも抱えきれないぐらいの大きさになります。
写真4のように竪堀上の土塁に重ねて置いておきます。一つ一つ木工用ボンドを付けて接着していきます。
この石は石垣の補修にも使えるものなので、天守閣石垣の下にストックとして置いておきます。天守閣の石垣部分には岩らしきモールドがあるのですが、ちょっと不自然なのでここはすべて石置き場にします。
🐦石として使用できそうなものを下記に載せておきます。参考にして下さい。鉄道模型の大きめのバラストなどがいいと思います。
ポポンデッタ ポポプロ ジオラマコレクション 「memory’s」 会津バラスト Mサイズ 200g入り MB-002 ジオラマ用品
グレー系の色で石を塗装します。溶剤を多めに入れて薄めたXF19スカイグレイで塗装します。さらに少量のXF53ニュートラルグレイを加えて少し色調を変えた塗料で、ランダムに塗装する事によって石の色に変化を付けます。写真5が塗装終了した物です。
石の色が鮮やかなので、スミ入れ用塗料をエナメル溶剤で薄めて石積み部分に流し込む感じで塗装します。拭き取らないでそのままにしておくと、乾燥後にうっすらと色がついて写真6のようにいい感じになります。
🐦今回使用したスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。
TAMIYA スミ入れ塗料 ダークブラウン タミヤメイクアップ材シリーズ No.140
同様に、他の拠点に石積みを製作していきます。写真7は二の丸門上の石垣、写真8は二の丸櫓下の石垣になります。
石積みの製作が終了したら、米蔵、井戸櫓を接着します。
土塁上に樹木を植えます。これは土塁上の兵士が身を隠したり、下からの攻撃が狙いにくくなるようにするためのものです。大きな樹木だと、土塁上の通路や、天守閣からの視界や射線を妨害するので、なるべく小ぶりなものを選んで接着します。井戸櫓脇の部分にも同じように樹木を植えます。写真10は樹木を植え終えたところです。
攻め手の目線で見ると写真11のようになります。土塁部分がハッキリ見えないので、兵の配置が解り難くなります。
今回はここで終了です、次回は天守閣周りの情景の続きになります。