前回は地面の製作をしました。今回は中庭の製作になります。
🐔前回の記事を載せておきます参考にして下さい。
【城好き向け】難攻不落!史上最強の山城を作る!(岐阜城 童友社 1/350)~⑦地面の製作編~
=🐣台座の製作=
中庭の製作の前に台座の加工をします。今回台座は写真1の100円均一のフォトフレームを使用します。
透明の塩ビ板は外して裏板を底板にします。そのままだと写真2のように底板とフレームに隙間ができて、底板が固定されません。
フレームの裏側に木工用ボンドを付けて、写真3のように底板とフレームを接着します。
ボンドが乾燥して固定するまで放置します。しっかり固定できたら土台と接着します。
=🐣土台の接着=
台座と土台を写真4のように木工用ボンドで接着します。
土台自体や台座の底板も多少歪んでいるので、台座と土台にいろんな箇所に隙間ができてしまいます。無理に押し付けるのではなく、隙間は無視して接着できる箇所にしっかりボンドを塗って固定するようにします。
🐥無理に押し付けると、作業中にボンドが外れた場合に力がかかり、製作した地面が割れる可能性があるので無理に押し付けないようにします。
ボンドが乾くまで触れないようにします。
=🐣中庭の製作=
写真5の青で囲んだ部分を埋め立てます。
写真6の粘土を使用します。パテだと使用する量が多いので、重量も重くなるので、大きな部分の埋め立ては粘土をお勧めします。模型用の粘土でなくても、紙粘土のような水に溶ける粘土で乾燥後に固まるタイプなら問題ないです。油性の粘土だと、塗料やテクスチャーペイントを弾く場合があるので注意してください。。
🐦今回使用した粘土を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【 情景用クレイ B 《 泥 》 】 情景用素材 CMVM015B/ 情景作りに適した粘土です! Mr.ホビー
粘土を写真7のように埋め立てる部分に盛り付けていきます。勾配を考えながら製作していきます。すこしだけ。竪堀と竪堀の間に畝状に粘土を盛り付け、竪堀をさらに強固なものにしてみました。
写真8のように土台の周りにも粘土を盛り付け、台座との境目を自然な感じにします。
水性の粘土は粘土中の水分が蒸発する事によって固まります。そのため大きく盛り付けた部分は乾燥してくると写真9のようなひび割れができます。
多めの水で濡らしてドロドロにした粘土をひび割れ部分に盛り付けて、ひび割れ部分の修復をします。最後に修復した部分を水を付けた指でなぞっていくと、写真10のような滑らかな仕上がりになります。
🐥後で上からテクスチャーペイントを塗るので、表面を滑らかにする必はとくにないです。ひび割れはテクスチャーペイントを塗るときに影響するので、埋めておいた方がいいです。
これで土の盛り付けは終了です。この後、粘土をしっかり乾燥させます。
今回はここで終了です。次回は全体の地面製作を行います。