前回のM8自走榴弾砲の製作をした際に、デカールの一部が劣化のためバラバラになってしまいました。今回は劣化でバラバラになってしまうデカールの修復方法を説明します。
=🐣劣化したデカール=
自宅に積んであった古いキットを製作したら、デカールが劣化してバラバラになったという経験をした人は多いと思います。コクピット計器板のデカールがバラバラになってしまい、どうすればいいか解らないまま製作がストップしている飛行機キットを抱えている人も少なくはないと思います。
1番の解決方法はメーカーのアフターサービスで、新しいデカールを購入するのが1番ですが、値段も時間もかかってしまいます。さらに古いキットや海外製品だとメーカーでも取り扱いがないかもしれません。
とりあえず、アフターサービスは使わないで、手持ちのデカールで完成させたいという人のために、今回は写真1のリキッドデカールフィルムを使用して、劣化したデカールを修復する方法を説明します。
🐦下記に載せておくので参考にして下さい。
=🐣リキッドデカールフィルムについて=
デカールの上から塗ると薄い膜状になり、デカールの破損を防いでくれます。
海外のメーカーが製造しているので、常に販売されている物ではありません。しかし、定期的に入荷されているようなので模型店で見かけた時は一つ購入しておく事をお勧めします。使用する機会も多くないし、大量に使用するものでもないので、一本あれば一生分のデカールの修復ができると思います。
作っていないキットがそれなりに積んである人や、中古で購入する事が多い人は1本手元に置いておくことをお勧めします。
=🐣今回使用するキット=
ハセガワから発売されている、1/72のイロコイを使用します。
ハッキリは覚えていませんが、20年程前に購入したものだと思います。写真3のようにデカールの白部分に若干黄ばみができているので多分デカールが劣化していると思います。
🐥現在流通しているものは、古いキットでもデカールは新しい物が入っているので安心して使用して下さい。
🐦今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ハセガワ 1/72 陸上自衛隊 UH-1H イロコイ プラモデル A11
今回の記事はここで終了です。次回は実際に使用します。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。