前回は砲塔内部の組み立てをしました。今回は砲塔内部の塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~⑤砲塔内部の組み立て編~
=🐣砲塔内部の塗装=
車体内部と同じように塗装していきます。タミヤアクリル塗料を使用して、エアブラシで塗装していきます。
🐔車体内部の塗装記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~③車体内部の塗装編~
1.下地塗装
XF1フラットブラックを、写真1のように砲塔内部全体に吹き付けます。
次にXF2フラットホワイトを、写真2のように光が当たる箇所や、強調したい箇所に吹き付けていきます。主に塗料を上面から吹き付ける感じで、下面はほぼブラックのままの状態です。
2.塗装剥がれ表現
塗装が剥がれそうな部分に、写真3のように塗装剥がれの表現をしていきます。XF1フラットブラックを、ちぎった台所用スポンジに付けて叩くようにして塗装していきます。
大きなキズや、決まった場所にキズを加えたい場合は、筆で塗った方がうまくいきます。細かいランダムなキズはスポンジ、大きなキズなどは筆にすると塗装剥がれに変化がでていい感じになります。
🐥この作業をエナメル塗料で行うと、失敗した時に溶剤で簡単に拭き取る事ができるので、スポンジの扱いに慣れない人はエナメル塗料をお勧めします。
3.基本塗装
XF62オリーブドラブで塗装します。下地塗装が消えないように少し薄めにして写真4、5のように塗装していきます。
4.細部塗装
砲塔内部の座席や装備品などの細かい箇所を塗っていきます。説明書の塗装指示通りに写真6のように塗っていきます。
細部塗装が終了したら、XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。コーティング塗装終了後は丸一日乾燥時間をとった方がいいです。
🐥砲弾部分は光沢にしたいので、最後に塗装します。
5.スミ入れ
ここからの作業はエナメル塗料になります。
コーティング塗装が乾燥したら、写真7のようにスミ入れ用塗料を使用してスミ入れをします。
🐦今回使用したスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。
TAMIYA スミ入れ塗料 ダークブラウン タミヤメイクアップ材シリーズ No.140
6.汚し塗装
まずは土汚れが付きそうな部分に、乾いた筆で写真8のように土色のピグメントやパステル粉をのせていきます。
🐦土汚れ用のピグメントと下記に載せておきます。参考にして下さい。
次に写真9のようにオイル汚れをします。砲尾や砲塔旋回用のハンドルなど砲塔内部の可動するような部分には、油を差したような感じの光沢したオイル汚れにします。その他の箇所には、XF1フラットブラックを混ぜて、くすんだ感じのシミのような汚れにするとオイル汚れにも変化がでていい感じになります。
🐥市販のオイル汚れ塗料が手元にない場合は、X26クリアーオレンジとX1ブラックまたはXF1フラットブラックを混ぜて作る事ができます。少しずつブラックの比率を変えていくと、色合いに変化がでていい感じになります。
砲弾部分をX12ゴールドリーフで塗装して砲塔内部の塗装は終了です。砲塔全体を組み立てると写真10のようになります。
今回はここで終了です。次回は装備品の組み立てになります。