【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~③ムギ球の配線編その1~

前回はジオラマやスイッチの配置を決めました。今回はムギ球の配線になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~②配置決め編~

🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣ムギ球の取り付け位置=

ムギ球の取り付け位置を決めます。キットには大小の電球パーツが2個ずつ含まれています。大きいはコンテナの接合部、小さい方はそれぞれのコンテナ中央部に取り付けるようになっています。

ムギ球と電球パーツの大きさを写真1のように比べてみたところ、大きい電球の方にはムギ球を取り付けられそうですが、小さい電球パーツはちょっと無理そうです。そのため、今回は小さい電球は無しにして、左右コンテナの天井に電球を設置する事にします。

写真1

電球パーツの中央部分に穴を開けて、傘部分とムギ球を一体化させてコンテナの天井部分から吊るす予定です。

=🐣天井パーツの加工=

コンテナ天井パーツは写真2のようになっています。この天井パーツに穴を開けてムギ球を仕込むのですが、どこから配線を外に伸ばすか考えていきます。

写真2

写真3は天井パーツを外側からみた状態で、天井部分には防弾用の土嚢パーツを写真4のように取り付けます。

写真3

この土嚢パーツは中が空洞になっているので、コードを通すには最も最適な場所になります。こういったコードを隠せるパーツが無い場合は、天井の隅などの目立たない箇所に配線を通す必要があります。

パーツ配線用の加工をしてしまうと後には退けないので、パーツの加工をする前にじっくりとコードの通り道を考えてみて下さい。

写真4

まずは写真5のように電球を取り付ける位置にコードが通るだけの大きさの穴を開けます。大きな加工作業の前に、必要最小限の加工をして配線などの通り道を実際に確認します。

写真5

穴を開けたら写真6のように内側からコードを入れてみます。この状態で電球の傘を取り付けると、天井からコードで繋がっている電球に見えるようになります。

写真6

写真6の状態で傘を被せると、電球には見えそうなのですがコードが長すぎて1/35スケールだとかなり電球が下がった状態になってしまいます。1/24スケールや1/12スケールなどなら問題ないと思うので、スケールに合わせて判断して下さい。

ちょっと穴を大きくしてムギ球を押し込んだ状態が写真7になります。コードの長さは良い感じになりましたが、電球部分まで押し込んだので、天井と電球を繋ぐコードが太くなってしまいました。

写真7

これではちょっとイメージ通りならないので、天井から電球を垂らすのはヤメにして電球の傘を天井に接着して、外側からムギ球を通す事にします。

天井の外側は写真8のようになります。ここから外側の穴を大きくして、ムギ球を外側からはめ込むようにします。

写真8

穴を大きくする前に、コードがある状態でも土嚢パーツが接着できるか簡単に確認をしておきます。写真9のように電球を取り付けた状態で上から土嚢パーツを被せてみると、特に問題なく接着できそうなのでコードは土嚢パーツの中を通す事にします。

写真9

いきなり大きな加工をしてしまうと、不具合があった際に取り返しがつかなくなってしまいます。まずは、最小限の加工で配線などの確認をすれば、失敗しても簡単な穴埋めだけで済みます。上手くいくと思っていても、実際に配線を通してみると思い通りにならない事もあるので、まずは線の通り道などの確認をして下さい。

今回はここで終了です。次回は配線作業の続きになります。