前回は下地塗装について説明をしました。今回は腕部分の塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
ガンプラで空中戦ジオラマを製作する(バンダイ 1/35 ワッパ)~⑥下地塗装編~
=🐣腕部の基本塗装=
手首部分をタミヤアクリル塗料XF53ニュートラルグレイで塗装します。下地塗装で付けた塗装剥がれや傷が消えないように、少し薄めにして塗装をします。
手首の基本塗装が終了した状態が写真1、2になります。
腕部の塗装をします。関節部分を先に塗装してから、写真3、4のようにマスキングをします。
碗部にXF2フラットホワイトを吹き付けます。ここも下地塗装が消えないように少し薄めにして塗装しています。
碗部の基本塗装が終了した状態が写真4、5になります。
=🐣細部塗装=
手首や指の関節、指先のセンサー部分をXF63ジャーマングレイで塗装します。スケールが大きいので、ちょっとした部分の塗り分けをして単調になるのを避けています。
手首の細部塗装が終了した状態が写真6、7になります。
碗部の細部塗装をします。内部メカなど塗り分けたい部分を塗装します。ついでに新しい塗装剥がれ表現も加えていきます。XF63ジャーマングレイを、下地塗装で行ったようにスポンジに付着させて、塗装剥がれを加えたい箇所に叩くようにして塗っていきます。
こうする事で、新しい塗装剥がれと古い塗装剥がれの表現ができるので、塗装剥がれ表現が単調になり難くなります。
碗部の基本塗装が終了した状態が写真8、9になります。
基本塗装が終了したら、タミヤアクリル塗装XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。
=🐣スミ入れ=
コーティングが乾燥したら、タミヤスミ入れ用塗料のダークブラウンでスミ入れをします。碗部は白色なのでスミ入れ用塗料を塗った跡が目立ってしまう場合があります。そのため、塗料を流し込んだら素早く拭き取り作業をするようにして下さい。
スミ入れが終了した状態が写真10、11になります。
スミ入れ用塗料を少しエナメル溶剤で薄めてから使用すると、スミ入れ用塗料を塗った跡が残り難くなります。もしくは表面をクリアーコーティングでツヤ有り状態すると、跡を残さずにきれいに拭き取りる事が可能になります。ツヤ消し状態で仕上げたい場合は、再びツヤ消しコーティングをする必要があるので注意して下さい。
スミ入れ塗料を塗った部分に跡が残ってしまうという方は試してみて下さい。
今回はここで終了です。次回は碗部の汚し塗装になります。