【初心者向け】フルハルモデルを筆塗りで仕上げる(フジミ 1/700 高雄 エッチングパーツ付き)~⑧機銃座の製作編その1~

前回は航空機甲板の製作をしました。今回は煙突回りの機銃座製作になります。

前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

🐔【初心者向け】フルハルモデルを筆塗りで仕上げる(フジミ 1/700 高雄 エッチングパーツ付き)~⑦航空機甲板の製作編~

=🐣機銃の製作=

機銃パーツは写真1のように2つのランナーに分かれています。

写真1

これを写真2のように合わせて、流し込み用接着剤をパーツ接合部分に流し込んで接着をします。接着剤が乾いたら、説明書通りの順番でパーツを切り出して終了です。

組み立てはとても簡単ですが、2つのランナーがしっかり合わさってないと上手く接着できないので注意して下さい。

写真2

写真3のランナーに付いた状態のパーツがファインモールド社の三連装機銃で、銃身が黒くなっているパーツがキット付属の機銃パーツになっています。

ファインモールド社の機銃の方が一回り小さく銃身がシャープな感じになっています。フジミの新規パーツはやや銃身が太いですが、キット付属パーツの中ではかなり満足できる形状になっていると思います。

写真3

防盾はランナーに付いた状態だと厚さが気になりますが、接着してみるとそれ程気にならないです。左右別々になっているので、ちょっと接着に手間がかかります。

二連装機銃にも防盾を付けようとすると、キットのパーツだけでは不足してしまいます。そのため、今回は三連装機銃にだけ防盾を取り付けましたが、連装機銃にも防盾を付けたい場合はファインモールド社の別売り機銃セットに変更する事をお勧めします。

🐦️ファインモールド社の機銃パーツの防盾は薄くシャープな造形なので、防盾の表現にこだわる方には交換をお勧めします。下記に載せておくので参考にして下さい。

写真4

キット付属の機銃パーツを船体に取り付けた状態が写真5になります。

写真5

🐥機銃パーツを別売りパーツに変更する場合は、キットパーツとの併用は避けて下さい。大きさやモールドが異なるので、統一感がなくなってしまいます。連想機銃を変更する場合は、三連装機銃も同様に変更して下さい。

=🐣後部機銃座の製作=

後部煙突回りの機銃座を取り付けます。煙突後部の機銃座には写真6のように、高角砲台座から伸びる支柱パーツを下面に取り付けます。

写真6

機銃座下面と支柱パーツに取り付け用ガイドがあるのですが精度がいまいちなので、ガイドを削った方が上手く取り付けられると思います。

まずは写真7のように高角砲台座に支柱パーツを接着します。

写真7

次に上から写真8のように機銃座パーツを接着します。支柱パーツの位置を調節しながら、機銃座が水平になるように注意して取り付けて下さい。

写真8

煙突後部の機銃座の取り付けが終了した状態が写真9になります。

写真9

機銃座を取り付けたら、写真10のように階段と梯子のエッチングパーツを取り付けます。この部分の階段パーツは小さいので、階段の段差を作る加工がとても難しくなっています。力加減が難しいので、無理だと思ったら梯子状のままで接着して下さい。短い階段のため梯子状でも十分な雰囲気はあるので、無理に段差をつける必要はないです。

機銃座から甲板に伸びる梯子は長さを調節する必要があるので、デバイダーなどで長さを測って切断するようにして下さい。

写真10

今回はここで終了です。次回は中央部の機銃座製作になります。

🐦️今回製作しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。