【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法~⑩砲塔の製作編その2~

前回は砲塔の製作の説明をしました。今回は砲塔製作の続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法~⑨砲塔の製作編その1~

🐦️今回使用しているキットとディテールアップパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.380 イギリス軍 巡航戦車 コメット プラモデル 35380

パッションモデルズ 1/35 イギリス軍 巡航戦車 A34 コメット 3Dパーツセット (タミヤ MM35380用) プラモデル用パーツ 

=🐣雑具箱の製作=

砲塔後部の雑具箱に取り付ける消火器を製作します。消火器は取り付けが簡単なのですが、写真1の赤丸で囲んだ部分の留め具モールドが一部消えています。

写真1

そのため、パテで消えたモールドを再生する必要があります。直線で帯状なので作業自体は簡単です。写真2のようにモールドが欠けた部分にパテを盛って完成後にヤスリで表面を整えます。

写真2

写真3の丸で囲んだ部分はゲートでは無いので、切り取らないように注意して下さい。

写真3

消火器パーツはキットよりも別売りパーツの方が、若干リアルですが留め具の加工が必要なので、パテの扱いに慣れていない人はキットパーツをお勧めします。

雑具箱側面のフックを別売りパーツの物に変更します。車体の時と同じようにモールドを切り取って、フックパーツを写真4のように接着します。

写真4

フックパーツの変更は効果が高く、作業も簡単なのでお勧めです。

=🐣砲塔ハッチストッパーの製作=

写真5の上が別売りパーツで、下がキットパーツになっています。形状はあまり変わりませんが、若干別売りパーツの方がシャープな感じがします。

写真5

写真6の丸で囲んだ部分を切り取って、接着するだけなので慣れていない人でも問題なく取り付けられます。

写真6

変更した状態が写真7になります。大きな効果は無いですが、失敗する可能性も低いのでお勧めです。

写真7

=🐣ライトの製作=

砲塔脇のライトを別売りパーツに変更します。写真8、9を見て解るようにライト部分は細かい部分まで再現されています。加工も簡単なので是非変更してみて下さい。

写真8
写真9

接着自体は問題ないですが、パーツの切り離しが少し難しいです。写真10のようにパーツと底の隙間が短いので、うまくニッパーが入りません。ゲートの数が多いのでナイフで切断するのも大変です。

写真10

そのような時は写真11のようにニッパーを逆さにして切断すると、隙間が短くてもパーツを切り離す事が可能です。

写真11

切り口をナイフなどできれいにしたら、写真12のようにライトパーツを接着します。

写真12

ライトパーツは前向き、後向きの2種類が封入されています。どちらを使用しても問題ないです。キットのパーツが後向きなので、今回は違いを出すために前向きを選択しています。

せっかくなので、ライトコードを伸ばしランナーで追加します。別売りパーツには、ライトの台座部分に写真13のように小さな穴が開いています。この穴がコードの通り道になっているのですが、ここにコードを通すと砲塔にモールドされているコード部分にも手を加える必要があります。

写真13

コードの手直しは面倒なので、この穴は無視して写真14のように、コードのモールドの下に続くように接着します。ライト下部に軽く0、5㎜程度の穴を開けておくと伸ばしランナーの取り付けが楽です。

モールドされたコードと太さが異なりますが、直接繋いでないので違和感はないです。コードを長めにすると、一目でライトコードを追加した事が解るので、ディテールアップを強調したい人は少し長めにしてみて下さい。

写真14

この作業は別売りパーツを使用していない場合でも、効果が高いので是非やってみて下さい。

これで車両の製作は終了です。別売りディテールアップパーツを使用したので、別売りパーツの取り付けの説明が多くなってしまいましたが、キット自体は問題なくスムーズに組めるキットです。特別に注意する箇所もないので、丁寧に組み立てれば問題なく完成します。

別売りパーツは使用せずに少し手を加えたいという人は、キャタピラを少し曲げる事とライトコードの製作をしてみて下さい。これだけでも結構効果はあるので、是非やってみて下さい。

写真15
写真16
写真17
写真18

今回はここで終了です。次回から塗装作業になります。