【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑯仕上げ作業編~

前回は泥はね塗装の説明をしました。今回は仕上げ作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑮泥はね塗装編~

=🐣すす汚れの表現=

黒のパステル粉または、ピグメントを使用してすす汚れの表現をします。パステル粉を付けた筆で、砲口や排気口部分にすす汚れを付着させていきます。

実際は砲口にすす汚れは、あまり付かないそうですが、いいアクセントになるので軽く付けておきます。乾いた筆にパステル粉を付けて、叩くような感じで筆を動かして、写真1のようにパステル粉を付着させていきます。

写真1

同じように排気管にもすす汚れを付着させます。スミ入れ後に排気管の汚し塗装は行っていますが、ついでなのでもう一度軽く写真2のように、すす汚れを排気口に付着させておきます。

写真2

=🐣光沢部分の塗装=

ライトなど光沢した部分の塗装を行います。砲塔のハッチ周りのガラス部分は写真3のようにX1ブラックで塗装します。

写真3

細部の塗装はエナメル塗料で行うと、はみ出した時や失敗した時に溶剤で簡単に拭き取る事ができるので、細部塗装が苦手な人はエナメル塗料での細部塗装をお勧めします。

ライトはX11クロームシルバーで、テールランプはクロームシルバーで塗装した後に上からX27クリアーレッドで塗装しています。

=🐣フィギュアの製作=

キットには上半身のみの戦車兵が2体付属しています。腕を上げているフィギュアは、写真4、5のように脇の下に段差が出来てしまいます。

写真4
写真5

脇の部分にパテを盛って、写真6のように脇の段差を滑らかにして自然な感じにします。

写真6

パテを盛った後に、ラッカー系溶剤を付けた筆で撫でると表面が滑らかになるので、小さい範囲ならヤスリがけの必要がなくなります。

ちょっとした改造ですが、結構効果があるのでフィギュアの改造をやってみたい人は、こういった箇所から始めてみて下さい。

🐔フィギュアの塗装に関しては、フィギュア製作の記事を下記に載せておくのでそちらを参考にしてみて下さい。

【初心者向け】フィギュアの塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~①準備編~

=🐣最後の仕上げ=

最後に全体を見回してチェックをします。汚し塗装でいまいちな箇所があった時はやり直してもいいのですが、ここで簡単な解決方法を説明します。

汚し塗装で上手くいかなかったり、違和感があるような箇所は、土色の少量のパステル粉またはピグメントを付けた筆で、何度も撫でる事によって修正する事が可能です。うっすらとパステル粉をのせると、その部分全体が少しぼやけて、つやも整うので思った以上に効果があります。少し気になるけど、やり直すほどではない部分には、軽くパステル粉を付着させてみて下さい。

🐥パステル粉をつけ過ぎると、粉っぽくなってしまうのでつけ過ぎには注意して下さい。

写真7
写真8
写真9
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最後に付属の装備品と以前の記事で製作したアメリカ歩兵を乗せて完成です。

🐦️別売りの荷物セットもあるので、簡単なディテールアップも可能です。下記に載せておくので参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.229 連合軍 車輛アクセサリーセット プラモデル 35229

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今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。