前回は車体の装備品の組み立てをしました。今回は砲塔部分の組み立てになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~⑦車体装備品の製作編~
=🐣ワイヤーロープの接着=
砲塔の組み立ての前に前回製作したワイヤーロープの接着について説明します。
前回は写真1のようにワイヤーロープの先端部の窪みをパテで埋めて、ヤスリがけでパテ盛り部分を処理しました。これから車体に接着していきます。
先端部のパテ盛り処理がきれいな方を選んで、写真2のよう車体全部のフックに取り付けます。車体後部に取り付ける先端部の下半分は車体に密着するので目立たないですが、車体前部のフックに取り付ける部分は先端部全体が見えるので、きれいに処理できた方を選びます。
もう一方の先端部を、写真3のように車体後部の取り付け位置に接着します。
ワイヤーが自然な感じなるように、車体に接着していきます。写真2のようにワイヤーの長さに少し余裕があるので、不自然にならないように少し左右に弛ませながら、写真3のように車体に接着します。位置が決まったら、ワイヤーを車体に付けて脇から流し込み用の接着剤を流し込んで接着します。ワイヤーが浮き上がらないように接着剤を流し込んだら、1~2分ぐらい上から押さえておきます。
車体前部装甲板の部分にはデカールを貼るので、この部分だけはワイヤーを接着しないようにします。写真4のようにデカールが貼れるように少し隙間が空くようにします。
=🐣砲塔の組み立て=
1.砲身カバーの製作
砲身基部のカバー組み立てます。上部の合わせ目は布の接合部になっているので消す必要はありませんが、カバー下部の合わせ目は接合部ではなさそうなので、気になる方は下部の合わせ目だけ消してください。
目立たない部分なので、写真5のように軽くナイフの刃でカンナがけする程度で問題ないです。
写真6のように砲身を天板を接着していきます。
車体に乗せると写真7、8、9のようになります。どの程度外から車体内部が見えるのか参考にして下さい。
2.アンテナの工作
今回は簡単なディテールアップでアンテナを製作します。アンテナ先端部に穴を開けて、伸ばしランナーか真ちゅう線を接着します。
アンテナ先端部は写真10のように先端が丸くなっています。
先端が丸い部分にピンバイスで穴を開けるのは、かなりの技術か必要です。そのため先端部を少し切断して平らにしてから、写真11のように0.5㎜の穴を開けています。砲塔上部に取り付けるM2機関銃の銃口にも、同じように0.5㎜の穴を開けます。
🐥最初からピンバイスを使用した場合、中心に穴を開けるのは結構難しいです。先に針などで中心部に小さな穴を開けてから、ピンバイスを使用すると中心に開けやすくなります。
🐦別売りのアンテナ基部を下記に載せておくので参考にして下さい。よりリアルにディテールアップしたい人にはお勧めです。
アドラーズネスト 1/35 第二次世界大戦 アメリカ軍アンテナ基部 プラモデル用パーツ ANM-35048
3.砲塔左右のラック
砲塔左右のラックはデカールを貼ってからの接着になるので、この時点では接着しません。写真12の状態で塗装作業に入ります。
今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。