【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑥地面の基礎製作編~

前回で車輌と人物の製作が終了しました。今回から地面の製作になります。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】初めての簡単ジオラマ製作方法(アルンヘム 1944)~⑤フィギュア製作編その3~         

=🐣配置の仮決め=

地面製作の前に簡単に配置を決めてみます。仮配置なので後で変更しても問題ないです。とりあえず写真1、2のように車輌と人物を配置します。この時にベースが大きく感じるなら小さな物に、逆にごちゃごちゃして狭くなるようなら大きな物に台座を変更するか、登場人物を増減させて調節します。

写真1
写真2

とくに問題はなかったので、この大きさで製作を進めていきます。

=🐣地面の製作=

タミヤの情景シートを使用して、車道と歩道を製作していきます。

1.基礎部分の製作

まずは写真3のようにスチレンボードを台座全体に敷き詰めます。接着には木工用ボンドを使用しています。

台座に直接情景シートを貼ればいいのでは?と考える方もいると思いますが、スチレンボードを下に敷くと、フィギュアを真ちゅう線で固定する時に、ピンバイスで穴を開ける必要がなく普通に上から刺すだけで固定できるので便利です。

さらに地面をえぐったり、簡単な窪みも作ることができるようになります。下に敷くのは5mm厚のスチレンボードを使用する事をお勧めします。

写真3

🐦下記に今回使用した物を載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 楽しい工作シリーズ No.139 スチレンボード5mm厚 2枚入 (70139)

2.歩道の製作

歩道部分の製作をします。まずは写真4のように、もう一度車輌やフィギュアを配置して歩道を作る場所の確認をします。

写真4

写真4の手前左側に歩道を作ります。軽く爪楊枝などでスチレンボードに線をひいて位置を決めます。

決めた場所に合うように5mm厚のスチレンボードを切断して、写真5のようにベースに木工用ボンドで接着します。

写真5

石畳は情景シートを使用しますが、端の部分のブロックは写真6のように爪楊枝で描いていきます。針だと線が細くなってしまうので、爪楊枝ぐらいの大きさの物が適しています。

写真6

3.情景シート貼り

石畳にタミヤの情景シートを貼ります。丁度良い大きさに切ってから貼ってもいいし、大きめの状態で貼ってからはみ出ている部分を切り取っても問題ないです。接着は木工用ボンドで行いますが、後でシートが浮いてこないようにしっかりボンドを付けて、空気が入らないようにして、写真7のようにスチレンボードと密着させます。

写真7

歩道にも情景シートを貼ります。貼り終えたら、写真8のように車道に接する部分に爪楊枝でブロックを描いていきます。

写真8

🐦下記に情景シートを載せておきます。参考にして下さい。市街地のジオラマを作る際は数種類用意しておき、情景にあったものを使用するといいです。

タミヤ メイクアップ材シリーズ 情景シート (石畳A) 情景用素材 87165

タミヤ メイクアップ材シリーズ 情景シート (石畳B) 情景用素材 87166

タミヤ メイクアップ材シリーズ 情景シート (石畳C) 情景用素材 87167

タミヤ メイクアップ材シリーズ 情景シート (路面ブロックA) 情景用素材 87169

タミヤ メイクアップ材シリーズ 情景シート (レンガ) 情景用素材 87168

4.ブロック部分の細工

市街戦の現場なので、車道と歩道の境目のブロックに簡単なダメージを入れます。爪楊枝でカリカリと引っ掻くと、写真9のようにブロックが少し削れたようになります。石畳部分にダメージを入れたい場合は、ナイフや彫刻刀でえぐるように掘っていきます。

写真9

最後に、ラッカーパテをラッカー用溶剤で溶かしたものを、写真10のようにブロック部分に塗っていきます。市販の溶きパテを持っている方はそれを使用しても問題ありません。

写真10

🐦溶きパテを下記に載せておきます。参考にして下さい。

サーフェイサー(40mlビン入り) 87075

今回はここで終了です。次回は地面製作の続きになります。

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