【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑧スミ入れ編~

前回は退色表現の説明をしました。今回はスミ入れを行います。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】日本海軍機の塗装法(ハセガワ 1/48 彩雲)~⑦退色表現編~          

=🐣スミ入れ作業=

タミヤのスミ入れ用塗料のダークブラウンを使用します。スミ入れ用塗料を、機体のパネルラインにそって塗っていきます。容器の蓋に筆が付いていますが、塗料皿にとって普通の筆を使用した方が楽に作業ができます。

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🐦今回使用したスミ入れ用塗料を載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ スミ入れ塗料&溶剤【ダークブラウンtm140 】【エナメル溶剤X-20】セット

次にエナメル溶剤を浸した筆でスミ入れ用塗料を拭き取っていきます。拭き取る時に汚れが流れる方向(機体前方から機体後方)に向かって筆を動かしていくと自然な感じになります。

写真2

機体側面や機体下面も同様にスミ入れを行っていきます。

写真3
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=🐣排気管の汚れとオイル汚れ=

排気管の汚れは茶色のパステルを粉にしたものを使用します。茶色のパステルを乾いた筆で排気管の回りにこすりつけて焼けた鉄のような感じにします。その後にスス汚れを粉末状にした黒いパステルを使って表現します。乾いた筆に黒いパステルをつけて、排気ガスの流れにそって筆を動かしていきます。筆が乾いているので、パステルがあまり定着しませんが何度が繰り返していくと黒いススがついたようになります。スス汚れは好みで軽めにしたり、濃いめにしたりしてください。

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先程使用したスミ入れ用塗料にエナメル塗料のX26クリアーオレンジを混ぜて、オイル汚れの塗料を製作します。あまり光沢がないようにしたかったので、スミ入れ用塗料とクリアーオレンジを2:1ぐらいで混ぜて使用します。オイル汚れは飛行中に前から後ろに流れていくので、つけたオイル汚れを溶剤で後ろに伸ばしていきます。

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最後に燃料タンクを取り付けて完成です。

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下地塗装とXF2フラットホワイトを使用した退色表現のおかげで、ずいぶん機体色の変化がでました。機体色はXF70暗緑色2を一度吹き付けたのみです。下地塗装でグラデーションをかけておけば、楽に機体色のグラデーションをつける事が可能になります。是非試してみて下さい。

今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。

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