【初心者向け】戦艦製作方法 (アオシマ 1/700 山城)~⑧仕上げ編~

前回は塗装まで行いました。今回は最後の仕上げ塗装を行います。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】戦艦製作方法 (アオシマ 1/700 山城)~⑦細部の組み立てと塗装編~

=🐣スミ入れと汚し塗装=

スミ入れと汚し塗装を行います。スミ入れをエナメル塗料で行うと塗装が剥がれるので、パステルの粉末とアクリル溶剤で行います。

🐔パステルで行うスミ入れについて説明した以前の記事を載せておきます。よかったら参考にして下さい。

初心者向け艦船模型製作方法 【アオシマ 陽炎】⑧ ~汚し塗装編・完成~

1.塗料の作成

パステルを削って塗料を作成します。黒と焦げ茶色のパステルをヤスリで削って粉末状のして塗料皿に入れます。

写真1

今回は軽い汚し塗装も兼ねて行うので、焦げ茶色に少し黒を混ぜる感じにします。

削ったパステルにアクリル溶剤を混ぜて塗料を作成します。軽く色を付ける感じなので、かなり薄めにします。パステルはアクリル溶剤に溶けないので、パステルの粉が溶剤に混ざっている感じになります。

写真2

2.スミ入れと汚し塗装

塗装前に船体の裏側や、不要なパーツなどに塗ってパステルの濃さを確かめます。うっすらと色が着く感じで問題ないです。これを筆で塗っていきます。縦の面は上から下に向けて筆を動かしていくと、パステルのムラが雨垂れのようになり自然な感じになります。

濃すぎた場合は綿棒などで拭き取るか、溶剤を多めに付けた筆で延ばしていきます。薄かった場合は溶剤が乾いた後に、もう一度塗っていきます。写真3、4はスミ入れ前の状態です。

写真3
写真4

写真5、6はスミ入れ後の状態です。全体が少しくすんだ状態になります。

写真5
写真6

作成した塗料に茶色を混ぜると、錆びの表現ができます。船体側面などにうっすらと塗るといいアクセントになりますが、やり過ぎると不自然になるので注意して下さい。

3.最後の仕上げ

最後の仕上げに艦首の菊の紋章をX12ゴールドリーフで塗装します。

写真7

特に理由はないのですが日本海軍の艦船を作る際は、菊の紋章の塗装を最後の作業にしています。

 

これで完成です。

写真8
写真9
写真10

次回は簡単なまとめの予定です。