④で車体の塗装と、泥の製作まで終了しました。今回は④で作製した泥を付着させていく作業を説明します。
=🐣泥汚れ製作=
1.泥汚れの盛り付け
④で製作した泥を筆で車体に塗っていきます。筆先がバラバラの使い古した筆のほうが使用しやすいです。
筆に泥を取って塗りつけていきます。車体下部は泥汚れが激しいので、塗ると言うよりは盛り付けるようにして塗っていきます。それ以外の箇所は筆で叩く感じで塗っていくと上手くできます。
🐥泥の固まりがうまく盛れない時は参考にして下さい。まず、汚しをする箇所全体に塗ります。少し乾燥してきたら、盛り付けたい箇所に重ね塗りをします。これを繰り返して、泥の層を作っていきます。
泥がたまりそうな車体下部や、転輪の奥などはしっかり泥を盛り付けます。上に行くほど汚れ具合は少なくなるので、自然な感じになるように下部と上部の汚れの差を出していきます。乾く前なら綿棒などで拭き取れるので、失敗を気にしないで納得いくまで汚してみて下さい。
しばらく時間が経つと、泥の表面が少し滑らかになってきます。滑らかだと質感が出ないので、使い古しの歯ブラシで軽く叩いて泥の表面を荒らしていきます。乾燥するまでに何度かこの作業を繰り返します。
泥には水性の材料しか使用していないので、今回使用した筆は水洗いで大丈夫です。粒子状の粉が付いているので、しっかり水洗いして下さい。
泥汚れの表面が荒れた感じで落ち着いてきたら終了です。ここで丸一日乾燥する事をお勧めします。。
🐥製作した泥がだいぶ余ると思います。もったいないからといって、残さず使うと泥だらけになってしまい汚れのメリハリが無くなってしまうことが多いです。いい感じになったところで終了にして、余っている泥は捨ててしまいます。
次回は泥汚れの塗装と、スミ入れになります。
🐦泥汚れや、細部の形状など参考になるので載せておきます。
ドイツ軽戦車Vol.3 (グランドパワー2017年6月号別冊)
ブルドーザーや、パワーショベルなど工事現場で見かけるの車両にはキャタピラが付いています。どのように土がつくのかなど、機会があったら危険の無い場所で観察してみて下さい。
🐷今まで書いた記事は、こちらでチェックできます。良かったらみて下さい。