【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑬仕上げ作業編~

前回はデカール貼りをしました。今回は仕上げ作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑫デカール貼り編~

=🐣排気管の汚し=

排気管に煤汚れを付けます。乾いた筆を使用して茶色や黒色のパステル粉を、写真1のように排気管に付着させます。乾いた状態だと少し付着しにくいですが、根気よく何度も筆を動かしてパステル粉を付着させます。

写真1

黒を多めにすると煤汚れ、茶色を多めにすると排気管が焼けたような状態になります。好みの汚しをしてみて下さい。

=🐣スミ入れ=

スミ入れ用の塗料を使用してスミ入れをします。つや消しでコーティングしたため、若干拭き取り難くなっています。スミ入れ用塗料を流し込んだ後に放置すると、拭き取りが難しくなる場合があるので、スミ入れをしたら素早くエナメル溶剤で拭き取るようにして下さい。

🐦️今回使用したスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ スミ入れ塗料 (ブラック)+(ダークブラウン)+(エナメル溶剤X-20)

スミ入れが終了した状態が写真2~4になります。

写真2
写真3
写真4

エナメル塗料で細部塗装した箇所は、強めに拭き取り作業をするとコーティングの薄いエッジ部分から塗料が剥がれてしまう場合があります。エッジが多い部分は、スミ入れ用塗料をサッと流して軽めに拭き取り作業をするようにして下さい。

=🐣航行灯の塗装=

航行灯の塗装をします。クリアーパーツならクリアー塗料で塗装すれば問題ないですが、通常のプラスチックパーツの場合は、クリアーな表現を出すのに困ってしまいます。今回は簡単にクリアーパーツっぽい感じになる塗装法を説明します。

まずは写真5のように航行灯部分に、タミヤエナメル塗料のX11クロームシルバーを塗装します。

写真5

タミヤアクリル塗料のX27クリアーレッドを、写真6のようにシルバーで塗装した部分に重ね塗りをします。これで、クリアーパーツ程ではないですが、航行灯らしくなってきます。

写真6

航行灯だけではなく写真7、8のようにセンサー部分なども同じように塗装する事が可能です。下地がエナメルなので、アクリルのクリアーで溶け出す心配もなく手軽にクリアーパーツっぽい塗装ができます。

写真7
写真8

クリアーパーツではないライト部分の塗装で悩んでいる人は参考にしてみて下さい。

=🐣完成=

ローターを接着したら完成です。

写真9

写真10~15がレジンパーツを使用した箇所になります。改造パーツの難点は、加工や接着などの難易度が高いパーツでも使用しなくては完成しないという点です。ちょっと難しい箇所もありますが、完成したらレア度の高い機体になるので是非挑戦してみて下さい。

写真10
写真11
写真12
写真13
写真14
写真15
写真16
写真17
写真18

今回はここで終了です、次回は簡単なまとめになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)

~①準備編~

~②組み立て前の作業編~

~③機体の組み立て編その1~

~④機体の組み立て編その2~

~⑤キャノピーのマスキング編~

~⑥レジンパーツの接着編その1~

~⑦レジンパーツの接着編その2~

~⑧下地塗装編~

~⑨基本塗装編その1~

~⑩基本塗装編その2~

~⑪細部塗装編~

~⑫デカール貼り編~

~⑭まとめ編~