アメリカ海軍ABSDー1大型浮ドックの製作(スノーマンモデル 1/700)~②船体の工作編その1~

前回はキットの紹介と、必要な道具について説明しました。今回は船体の工作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

アメリカ海軍ABSDー1大型浮ドックの製作(スノーマンモデル 1/700)~①準備編~

=🐣船体について=

このキットは写真1の船体を、写真2のように連結させて1つの浮ドックになります。

1つの浮ドックに10隻の船体が必要になります。

写真1
写真2

1隻の幅が約4cmあり、全て連結すると40cm程の長さになるので、製作場所をしっかり確保するようにして下さい。

=🐣船体の加工=

船体側面が別パーツになっているため、写真3の赤丸で囲んだ部分に多きな合わせ目が発生してしまいます。

写真3

この合わせ目は両端の部分以外は見えないので、両端に配置する2隻の片側のみの合わせ目を処理します。

10隻の船体はどれも同じ左右対称のパーツになっていて、両端の船体はとくに指定されていません。中央の8隻と両端の2隻は少し異なる箇所があり、組み立て方も若干異なるので先に写真4のように裏面に印を付けて区別しておくと後の作業で混乱する事が無くなります。

写真4

印を付けた船体の側面部分の合わせ目を処理します。側面上部にも合わせ目ができますが、モールドを消さずに処理をするのが難しそうなので、写真3の赤丸で囲んだ部分のみ処理をします。

ラッカーパテで合わせ目を埋めて、パテが乾燥したら600番の耐水ペーパーでヤスリがけをして表面を滑らかにします。合わせ目処理が終了した状態が写真5になります。

写真5

船体側面パーツは、10隻分の両側になるので20箇所に接着をしますが、合わせ目の処理は両端の2箇所だけで大丈夫です。

今回はここで終了です。次回は船体の製作の続きになります。

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。